モンゴル 戦闘勇敢勲章(45~70年版)
先に紹介したモンゴルの戦闘勇敢勲章は70年以降の国章が用いられているが、こちらはその前のもの。中央の"ホースマン”の意匠が異なる。よく見れば下の銃と剣の形の細部が微妙に異なるものの、ほかは基本的に同じ。
騎乗して草原を駆ける牧夫と、それを取り巻く4種類の家畜は、牛・山羊・羊・駱駝のようだ。牧畜模範メダルでも同様の家畜が描かれている。
モンゴルの中心産業でありモンゴル文化を支える牧畜が全面に描かれているのに比べ、70年以降の国章はその色彩が弱められているようにも見える。
でもまあ、動物たちに囲まれた国章のほうが、モンゴルらしくてユニークな気がする。新しい国章のほうは、社会主義的だが、どこか陳腐な感じも受けるのだ。
騎乗して草原を駆ける牧夫と、それを取り巻く4種類の家畜は、牛・山羊・羊・駱駝のようだ。牧畜模範メダルでも同様の家畜が描かれている。
モンゴルの中心産業でありモンゴル文化を支える牧畜が全面に描かれているのに比べ、70年以降の国章はその色彩が弱められているようにも見える。
でもまあ、動物たちに囲まれた国章のほうが、モンゴルらしくてユニークな気がする。新しい国章のほうは、社会主義的だが、どこか陳腐な感じも受けるのだ。