徽章はバッジにしてピン

世界の徽章文化を考察するブログ。というか、バッジが大好き。コレクションを紹介したり、バッジに関する情報を考察したり。実用性皆無、実生活への寄与度ゼロ保障のブログです。

2006-07-01から1ヶ月間の記事一覧

フランス マルセイユ・エスペラント第42回世界大会バッジ

最近日本モノがちょっと多くなってしまったので口直し。久々にエスペラントバッジを取り上げる。 なんだかまた世界中で深刻なもめ事が頻発しているような印象だ。それも、国家間、民族間の憎しみの連鎖という形で。 ザメンホフ博士が願った世界は、21世紀…

日本 日本弁護士連合会員章

士(サムライ)業バッジの中でも、最高の権威を誇る(?)弁護士バッジ。正式名称は、「日本弁護士連合会員章」。 先週だったか、フジテレビ「トリビアの泉」を見ていたら、 「弁護士バッジの裏には、バッジを無くした回数が書かれている」 というのが出てき…

日本 東京防災指導協会徽章

さっき帰ってきたところなのだが、なんだかいまだに胸中の動揺が収まらない。 私にとっては珍しく、今夜仕事帰りにちょっと映画に寄ってきたのだ。レイトショー割引というものがあるのを初めて知ったが、けっこう便利かも。 さて、映画は「日本沈没」。高校…

日本 教誨師徽章

知人の父親が刑務所の教誨師をしていると聞いた。彼の家は真言宗のお寺である。ところが、きけば「教誨師のバッジ」があるらしく、つい興味をそそられた。 で、ぜひ画像を見たいと要望したところ、メールで送ってきてくれたものがこれ。 うーむ、珍しいとこ…

アメリカ レッドメン結社バッジ

鮮やかな羽根飾りを頭に付けた男のバッジ。アメリカのレッドメン結社、すなわち"Improved Order of Red Men"(新レッドメン結社)のバッジである。 同団体のバッジは以前にも紹介したが、その別バージョン。 さすがに歴史のある結社だけに、実にさまざまな種…

日本 明治期勲一等旭日勲章

鹿児島の話を続ける。 昨日も書いたけど、鹿児島といえば明治維新。維新動乱に興味を持っている私にとって、市内の史跡巡りはおもしろかった。 鹿児島は維新の勝者となりながら、後に西南戦争で反政府軍として討伐される側となった。薩摩軍が最期に立て籠も…

日本 (元島津藩主)島津久光の大勲位菊花大綬章

週末にかけて、私はちょっと鹿児島へ旅行に行ってきた。インドア派の私ながら、この数日間は実に活動的に出歩いていたのである。屋久島にも行き、縄文杉に代表される屋久島の自然を満喫してきた。 慣れぬことをしたもので、まだ足の筋肉がこわばっているよう…

フィリピン(日本統治下時代) マニラ警察バッジ

コレクターを続けていく上で、資金の確保は最重要課題である。そのため、手持ちのコレクションと他人のものを交換したり、時には換金したりしてそれを捻出する必要に迫られるときがある。 私はあまりコレクションを外に出さない方だと思うが、それでもたまに…

中国 解放初期銀製毛沢東バッジ

根が夜更かし体質の私にとって、連休というのはうれしい反面恐ろしくもある。 すぐに昼夜が逆転してしまうからだ。連休明けはつらい。 就職したての頃、新しい人間関係に馴染むのに平均的な人以上に時間がかかる私には、職場に慣れたり仕事を覚えたりするの…

中国 文化大革命期 毛沢東バッジ ~ドキュメンタリー映画「夜明けの国」を見て~

これまで何度も文革時代の毛沢東バッジを紹介してきたが、今日も取り上げる。 なぜというに、今日は専修大学で行われた「イメージとしての文化大革命」シンポジウムに参加してきたからだ。神田キャンパス、13:30~18:30の長丁場。100人近くは来…

アルバニア 親子メダル?

うう、オレも歳を取ったなあ・・・(笑)と実感するのは、体力が衰えたとか肉体的な面が多いのだけど、たまに精神面でもそれを感じる時がある。もちろんそんなに多いことではないが。 私は小動物全般が好きで、人はよく犬好き猫好きはどちらかに別れるという…

中国 マニア作?幻の中国勲章シリーズ

昨日は毛沢東勲章などという想像を絶するモノを紹介したが、こっちはある意味もっとスゴイ。 中国歴代の偉人を勲章化した幻の勲章シリーズ。 左上から、ジンギスカン勲章、鄭成功台湾収復勲章、漢武帝勲章、丁汝昌海軍勲章、秦始皇帝勲章、トウ世昌海軍勲章…

中国 毛沢東勲章???

マニアも高じると病膏肓に入る、という状態に陥る。ミイラ取りがミイラになる、という言葉もある。 現に、あるバッジコレクターは、単に収集だけに飽きたらず、自分で自分の肖像バッジを作り出したりする。 まあ気持ちはわからないでもないけど・・・ さて、…

韓国 在日本大韓民国居留民団有功章

北朝鮮のミサイル発射は、日本にいる韓国・朝鮮人団体の関係にも影響を与えざるを得なかった。在日本大韓民国居留民団(民団)と在日本朝鮮人総連合会(総連)との歴史的和解からわずか1か月あまり。 せっかくこぎ着けた和解は、このミサイル問題でついに決…

フランス 国旗バッジ

長かったような短かったような、サッカーワールドカップが閉幕。 決勝リーグに残ったのはヨーロッパと南米ばかり。ベスト4はすべてヨーロッパ。うーん、番狂わせな意外なチームが残るわけでもなく、ほぼ実力どおりというか。 決勝戦はイタリアとフランスで…

中国 抗美援朝(朝鮮戦争)記念章

先日に続き、朝鮮戦争関連のモノを。 実は、中国のバッジコレクターの間では、朝鮮戦争モノはそれ自体ひとつのジャンルとして成り立つくらい色々作られている。 その中でも今日の一枚は、毛沢東バッジに関心を持つ人で、この記念章を知らない人はまずいない…

北朝鮮 中朝友誼バッジ

北朝鮮のミサイル発射事件によって、中国と北朝鮮の関係が微妙に揺れている。六か国協議を通じて北朝鮮と関係国の間を取り持ってきた中国の気持ちを察すると、 「あのヤロウ人がせっかく骨折ってやってるのに恩を仇で返すようなマネしがやってどういうつもり…

北朝鮮 金日成バッジ

なんのネタで書こうかいつも考えてしまうのだが、今はやっぱこれでしょう!ということで、北朝鮮を取り上げよう。 昨日の朝、起きたときからずっとやってる北朝鮮ミサイル発射事件。瀬戸際外交の一環とだいたい見方は固まっているようだが、それにしてもなん…

アメリカ 「あの男」がつけているバッジ

ふと気がつけば、今日は7月4日、アメリカの独立記念日だ。1776年7月4日にアメリカ独立宣言の公布に由来する。ということは、今年は240年目か。 どうも思い出してしまうのが、SF映画「インディペンデンス・デイ」(1996、ローランド・エメリッヒ…

ベトナム ホーチミンバッジ

昨日は友人に会いに出かけていたのだが、「家で見つけた」ともらったのが10数枚のホーチミンモノを中心としたベトナムバッジ。 おお・・・実に持つべきものは友であることよ、と心から思う瞬間だ(笑)。 コレクターの実感として、コレクターを自認する連…

中国 中国共産党?バッジ

中国の祝日には政治的なものがけっこうあって、まあこれは革命政権として誕生した国の成り立ちからしても無理からぬことだろう。 もっとも、最近では(祝日ではないけど)バレンタインデー(情人節)やクリスマス(聖誕節)などが完全に定着する風潮の中、ま…