2020-01-01から1年間の記事一覧
日本海事補佐人会々員章 海事補佐人、といってどれだけの人がその存在や内容を知っていようか。私もこのバッジを手にするまでは考えたことすらなかったろう。 外見からは何のバッジだかさっぱりわからない。裏面に「日本海事補佐人会々員章」の文字があるた…
www8.cao.go.jp 今日は文化の日。このところ何かとドタバタしている私だが、秋の平和な一日を過ごした。 さて、文化の日といえば秋の叙勲の日でもある。例年、新聞各紙を叙勲者の名前が並ぶ。しかしまあコロナ禍治まらぬ状況では、式典も盛り上がりにくいの…
大阪市議会議員章 大阪市を廃止し4つの特別区に再編するいわゆる「大阪都構想」の住民投票が昨日行われた。結果は否決。しかし、賛成692,996票、反対675,829票、わずか17,000票差であった。これで「大阪都構想」は、5年前に続いて2度目も僅差の否決となっ…
ノモンハン記念品(1938年) 「トレンチアート」という言葉を御存じだろうか。トレンチとはこの場合、塹壕のことで、戦場の兵士が暇つぶしに身近な材料で手作りした品々を指す。薬莢や銃弾、爆弾の破片などの戦場ならでは材料で、多くは素人工作の素朴なもの…
社会主義協会バッジ 今日は久しぶりに(?)イデオロギー系バッジでも紹介しよう。このブログは、ネタ不足もあってメディアに登場した最近のバッジなども取り上げてはいるが、本当は古いバッジを堪能したいがために、そもそも始めたものなのだ。 今回は「社…
下関市自治功労章 安倍首相の辞任後、菅首相就任・内閣の誕生と日本の政治状況は大きな節目を迎えた。菅内閣はほぼ安倍内閣の中身を引き継ぐ形で発足、規制改革や縦割り打破を掲げた菅首相であったが、内閣の中身を見る限りは、まあ何よりも現状の安定を最優…
8月28日金曜日、予告されていた首相記者会見に先立って、驚きのニュースが飛び込んできた。安倍首相が辞任するという。健康問題が原因とのことだった。 これには驚いた。これまで菅官房長官をはじめ、首相の健康には大きな問題はなく、今後も課題に取り組ん…
広島県立広島第一高等女学校校章 今日8月6日は、75年目の広島原爆投下の日。被爆体験者の高齢化は一層進み、遠からずいなくなるであろう。直接自分の体験を語れる人がいなくなった時、日本人が共有していた核兵器の認識は、戦争へのイメージはどう変容してい…
2020東京オリンピック・パラリンピックバッジ(聖火リレー) なんでこんなことになってしまったのか・・・と落ち込むばかりの今日この頃。春以降ずっと続いているコロナ騒動、当初は軒並み会議などがなくなったおかげで業務負担も減ったなあとむしろ思っていた…
全国大衆党昭和5年度大会代議員章 久しぶりに無産政党モノでもとりあげるか・・・とコレクションを眺めていてそんな気分になった。 1928年、無産政党の分裂状態を解消すべく、日本農民党や日本労農党、無産大衆党など7党が大同団結し結成されたのが日本大衆党…
検察庁パンフレット「検察庁 真実を見つめ社会正義の実現のために犯罪に立ち向かう」より 国会では散々論戦が繰り広げられ、メディアでも大きく報じられ、最近ではSNS上でも話題をさらった東京高等検察庁検事長の定年延長問題。 どうなることかと思ってい…
昭和7年制定 陸軍軍事功労徽章 いい加減コロナネタにも飽きてきた。 以前、昭和16年制定の陸軍軍事功労徽章を紹介したことがあったが、最近その前身である昭和7年制定のもの入手したので今日はそれを紹介しよう。 この功労章は、昭和7年4月25日付け陸普台…
私の感覚としては、現在進行中のコロナウイルス騒動を身近なものとして実感したのは3月上旬くらいからであったろう。その時はまだ、東京オリンピックは予定通り何とか開催できるんじゃないかと思っていた。甘かったねえ・・・ 日に日に増えていく感染者数グラ…
3月24日、ついに2020年の東京オリンピックの延期が正式に決まった。 これまでもオリンピックは戦争による中止という事態はあったが、延期という事態は初めてとなる。それもコロナウイルス病の蔓延による延期である。 まさかこんな事態になるとはだれが予測し…
子供の頃から体が弱かった。幼稚園も小学校も皆勤賞などとはまったく無縁で、1年を通じて欠席したことがないクラスメートのことが信じられなかった。私にとって病院はごく日常的存在であり、医師や看護師にもごくなじんでいた。日本の医療制度の恩恵を人一倍…
連日テレビも新聞もネットも新型コロナウイルスのニュースがあふれている。 ああ、SARS騒動を思い出すなあ。あれから飛ぶ鳥を落とす勢いで経済発展したはずの中国当局の対応は相変わらずで、当初はリスクを軽視し隠蔽し、いよいよ手に負えなくなるとたち…
文鮮明亡き後の統一教会が今どうなっているか、日本ではほとんど話題になることはない。かつて統一教会といえば、合同結婚式や大学での原理研活動でその名を知られたものだ。それが今や完全に影が薄くなった(と思う)。 かつて日本の保守派は、徹底した反共…
昔からどうも仏教そのものに関心がない。 知り合いに仏教美術が好きな人がいて、話を聞いたことがあるのだが私には何がいいんだかやっぱり興味が持てないのであった。それとも私ももっと歳をとったら興味の対象も変わってその良さがわかってくることもあるの…
このブログでは、衰退しつつある日本の徽章文化について幾度となく言及してきた。古いバッジを眺めるたび思うのは、なぜこんなに多様で凝ったバッジが製作されてきたのかという点であった。様々な団体で、様々なイベントで、様々な記念の品として、バッジが…
1995年1月17日、阪神淡路大震災の記憶は、直接体験したわけではない私にもまだ鮮明に残っている。関西地方の大地震のリスクは高くない、というのが何となく一般的な感覚としてあったと思うが、この列島の上で暮らす以上、地震のリスクがない場所などないのだ…
朝鮮学校の生徒数の減少が著しいという(2019.12.30、産経新聞ネット版)。 背景には、国籍法の改正により日本国籍の取得が容易になったことや、政治的に本国と距離を置きたいと考える傾向があるようだ。 そういえば、チマチョゴリ姿の女子学生を見かけなく…
1960年代独立ラッシュを迎えたアフリカでは、この社会の大変革期ならではの様々なバッジが作られていて、私はひそかに興味を持っているのだがなかなか入手する機会がないのが残念だ。 今日の一枚は、バッジならぬダホメ共和国(République du Dahomey)の国…
あけましておめでとうございます。 元旦から晴天で暖かい日が続いている。今年は例年になく長めの冬休みで、私は平和を満喫していた。平和なのはたぶん明日までだけど。 昨年のNHK大河ドラマ「いだてん」は、歴代最低の視聴率だったらしいが、どうも解せ…