2006-08-01から1ヶ月間の記事一覧
中国の骨董市場などで古いバッジをあさっていると、たまに日本のバッジを目にすることがある。戦前のものは軍関係、戦後のものとしては、おそらく日本人の訪中団が置いていったものと思われるが、学校、労働組合などがある。 これもそのひとつで、日教組つま…
先日、北京オリンピックバッジを紹介したばかりでなんだが、今日もスポーツイベントモノだ。 あんまりニュースになっていない気もするが、まさに今、日本ではバスケットボール世界選手権が開催されている。開催国である日本は、初めての決勝リーグ進出をかけ…
中国での収穫は多いので、まあゆっくり紹介していきたいが、まずはこれからいってみよう。 「蒋介石委員長(=軍事委員会委員長)を守ろう」「最後まで抗戦をやり抜こう」のスローガン入り。 スローガンからして抗日戦争期のものとわかる蒋介石バッジ。真っ…
遅めの夏休みで、今日中国から帰ってきたところだ。幸い天候に恵まれ、収穫(つまりバッジだ)の方も上々、というところ。しかし、コレクション関係市場はバブル気味なんじゃないかと思うほどの高騰ぶりだ。困ったものである。 さて、北京の街は、2年後のオ…
「森の人」?ハテなんだろう。これも私にとって正体の不明の組織であった。正式名称は「Modern Woodmen of America」という。 英語でwoodmenといえば木こりの意だが、その名称とバッジのデザインから、漠然と林業関係の労働組合かなと考えていたのだが・・・…
アメリカCNNテレビによる最新の世論調査では、アメリカ人のイラク戦争支持率は35%と過去最低を記録したそうである。支持率が低下しているのは当然だろう。出口の見えない戦いに、アメリカ人が嫌気をさしたとしてもなんの不思議もない。 逆に私にとって…
個人的好みの問題なので、善し悪しを決めつけられるものではないが、アメリカの勲章の魅力のなさときたらどうであろう。 どれがダメだというのではない。申し訳ないが、全部ダメとしかいいようがないのだ、私にとっては。ひとつやふたつ、これはイイかもと思…
引き続き、ブルガリア ソ連・ブルガリア友好協会バッジの、こちらは1級。クラスの違いがなにによるものかは不明だが、2級に比べすごく大きい。 中央の肖像部には替わりはないのだが、それを囲む金の葉飾りの部分が大きく、格段に目立つ。このため、遠目に…
最近、ヨーロッパモノがご無沙汰なような気がするので久しぶりに取り上げよう。 このバッジは、ブルガリアの指導者ディミトロフとソ連のスターリンの肖像を描いた友好協会バッジである。下にはブルガリアとソ連国旗。 このバッジには2階級があって、2級は…
さて、前から話題にしているが、今年は中国文化大革命が発動されてから40年目の年に当たる。 どの時点を文化大革命のスタートにするかといえば、1966年5月16日(「5・16通知」)をもってするのが一般的だろう。 しかし、世間的に(特に海外に対して)この政…
1939年にソ連・満州国境地帯で発生した、ソ連・モンゴル軍対日本・満州軍の武力衝突。 日本では「ノモンハン事件」として知られるが、モンゴルでは「ハルハ川(ハルヒンゴル)戦争」と呼ばれている。 この戦いは、日本では「事件」などと称されているが…
今日紹介するバッジはこれしかない、という思いでいる。 靖国神社百年記念バッジである。 裏面にはその旨と「昭和四十四年」の文字が刻印されている。この年、昭和天皇は靖国神社を参拝した。このバッジは、記念行事の際に配られたものだと思われる。 なんの…
毎年夏になると、60年前の戦争を振り返る番組が放映される。昨夜はNHKで日中戦争についての番組をやっていて、興味深く見た。 1931年の満州事変で、日本への積極的な反撃を見せなかった蒋介石政権。 中国は弱い、と見た一部の日本陸軍幹部は、一撃…
この夏休みに中国行きを計画している私にとっては迷惑千万なことに、航空機テロ計画が発覚した。ニュースによると、セキュリティが厳しくなったため空港は軒並み大混雑である。 ただでさえ夏休みの混雑でひどいのに!ああ、めんどくさいなあ。 私はいつも思…
アメリカの秘密結社、オッド・フェローズバッジその3。 これまでも紹介してきたように、この結社のシンボルは3つの鎖の環であり、関連バッジには必ずといっていいほど描かれている。 一方、形を描くのではなく、そのものをバッジにしたのがが今日紹介する…
「Odd Fellows」という結社の名を、「変なヤツ」という意味だと思いこんでいた私は、昨日偶然見つけた本により、正しくは「宣誓する人」であることを知った。 実は、オッド・フェローズのバッジは、私の好みに合うのでけっこうたくさんもっているのだが、す…
画像を見て、いっぱつで正体がわかった人はスゴイ。 3つの鎖の環と「FLT」のイニシャル。ひと目見たときから、なんだか曰くありげなバッジだなあ・・・と気になっていたのだが、その正体が判明したのは偶然手に入れたときからずいぶん後だった。 イギリ…
珍しいといえば珍しいかも知れない、エジプトのバッジ。 「ABBAS KHEDIVE OF EJYPT」とあるとおり、この肖像の男はアッバス鏡ぁKEHEDIVEとは、エジプト総督を意味する。1892~1914年まで、この地位にあったのがアッバス鏡い任△辰拭 当時作られたバッジである…
これ、パッと見では何のバッジか見当もつかないが、裏面をよく見るとそこには「天贈 天行力三法行館建立」の文字・・・ 今となっては懐かしい気がするが、あの福永法源の「法の華三法行」のバッジである。 紺色のザブトンに、金メッキ、中央には小さな石(ガ…
ついでなので、引き続きサイババグッズ。 こちらはサイババのメダルだが、これ実は金銀銅の3種類があって、おそらく1,2,3級なのだと思う。単なる売り物か、それとも功労章みたいなものか。 ミヤゲものにしては、御丁寧に3階級も作る必要性がよくわか…
なんかこういうのを紹介すると私のブログの路線が変な方向に行きそうなのだが、・・・まあせっかくなので紹介しよう。 また最近、カルトネタが新聞をにぎわわせているところでもある。 ところで、カルト集団というのは、メンバーに集団への帰属性を求める目…
今日が8月1日と気がついて、急きょネタを変更。 8月1日といえば、私にとって重要なのは(?)中国人民解放軍の創設記念日である。建軍節という。 解放軍の軍人さんたちだけ、半日の休日となる。 1927年8月1日、共産党率いる武装蜂起「南昌蜂起」が…