徽章はバッジにしてピン

世界の徽章文化を考察するブログ。というか、バッジが大好き。コレクションを紹介したり、バッジに関する情報を考察したり。実用性皆無、実生活への寄与度ゼロ保障のブログです。

2006-05-01から1ヶ月間の記事一覧

アメリカ アメリカ防衛協会バッジ

不思議なことに、アメリカ人というのは実に自国の国旗が大好きのようだ。人工国家としてのシンボルがそこに集約されているかのように。自国を「States」と呼ぶ感覚も、日本にはないものを感じる。ちょっと語弊があるかもしれないが、北朝鮮が自国を「共和国…

日本 日教組大会バッジ

JTUという略称はあんまり一般的じゃないかもしれないが、Japan Teachers Union=日教組=日本教職員組合のこと。日本最大の教職員による労働組合で、組合員は30万人を超えるという。 まあ昨今は、「国旗及び国歌に関する法律」の制定や文部省との対立の…

アメリカ テンプル騎士団メダル

なんだかんだといいつつ、昨日、映画「ダ・ヴィンチ・コード」見てきてしまいました・・・ 私は原作は文庫本でしっかり読んでたんだけど、映画は全体に展開が早いので、知らないと途中でついていけない人もいるんじゃないかなーと思った。原作にはけっこう忠…

中国 重親会バッジ

正体不明のバッジ。 銀製で、高さは2cmに満たない小さなバッジである。 「重親会」という組織の実体は不明だが、中華民国旗と日本国旗が交叉したデザインから、おそらく中国における傀儡政権下の親日本組織のものと思われる。 透明の七宝が銀地を透かし、…

日本 三菱社員章

就職するまではあんまり気がつかなかったが、電車の中でサラリーマンがつけている社員章(バッジ)のことだ。電車の中で目にしたりするとどうも気になってしまう。 まあモノとしては大したモノじゃないのだが、社によってはけっこう扱いが厳しい。なくしたり…

中国 蒋介石バッジ

季節はずれのカゼをひいてしまった・・・ 先週後半から、なんだかノドがおかしいと思っていたら完全なカゼだ。うう~ まあ幸い、昨夜くらいからずいぶん気分はよくなってきたので回復は近いだろう。でもまだ咳とノドの痛みが残る。 全く困ったもので、体調が…

中国 文革期毛沢東バッジ

文革期の毛沢東バッジについて、もう少し語ることにしよう。 もっとも、私にこれを語らせたらそう簡単には終わらなくなってしまうのだけれど(笑)。 なにしろすごい世界なのだ。 世界徽章文化上、特筆大書すべき項目なのだ。 毛沢東バッジというと、文化大…

中国 文化大革命期 毛沢東バッジ

新聞を見て、あっ昨日はそうだったか!と思いだした。 1966年5月16日は、中国文化大革命が発動した日とされる。「5.16通知」が中国共産党内に交付された日である。要するに、社会に潜む反動修正主義者どもを叩き出せ、というわけである。 そう、…

日本 在日本朝鮮人総聯合会バッジ

小さなニュースだが、おお、と思わせられたのがあった。 「民団と総連が和解へ、あすにもトップ会談 在日本大韓民国民団(韓国民団)と在日本朝鮮人総連合会(朝鮮総連)は、結成から50年余り続いた対立関係を解消し和解するため、17日にも、東京・千代…

日本 帝国軍人後援会 有功会員徽章

まもなくワールドカップ開催ということで、サッカーネタが盛り上がっている・・・みたいだけどあんまり私は関心がなくて、まあ始まればそれなりにテレビ観戦もするだろうが、もとよりスポーツ自体に関心の薄い私のこと、サッカー1試合最初から最後まで見て…

モンゴル スヘバートル少年団バッジ(その2)

こちらはまた別バージョン。 スヘバートルの肖像が一体化されているもの。先のバッジとの違いは、作られた時代の違いと思われる。

モンゴル スヘバートル少年団バッジ

かつてソ連には、「オクチャブリャータ」という子供の組織があった。 小学校低学年くらいの年齢の子供が対象となる。それを卒業すると、「ピオネール」(共産主義少年団。ボーイスカウトの共産主義国版)、さらに「コムソモール」(共産主義青年団)となる。…

日本 財団法人大日本消防協会 功績章

なんだか必要以上にエラソーなメダルなのだが、戦前の大日本消防協会のメダルである。手に取るとわかるが、分厚いツクリと重量感。よく見ると、長目の裏足(留め金具)にはシリアルナンバーが刻印されている。 よく見ると、楕円のメダルの周囲は「消」の字で…

アルバニア ファシスト関係バッジ

最近、左翼系のバッジが続いたので、たまにはファシスト関係のバッジでも紹介しよう。 スカンデルベグの兜とイスラム的な彎曲刀、そしてファシストのシンボルの斧。SHQIPERIAとは、アルバニアのこと。 アルバニアは1939年、ファシスト政権のイタリアに占…

ブルガリア ディミトロフバッジ

テレビをつけたらなんだかサッカーをやってた。日本対ブルガリア戦。キリンカップだそうだ。キリンカップって何だ。 私はあんまりサッカーには関心がないので(野球にもそれほど関心がないけど)、見てなかったんだけど、結局終わってみれば1-2でブルガリ…

アルバニア 人民芸術家1級メダル

これまでもなんどかアルバニアのメダルやバッジの類を紹介してきたが、自分で集めてて言うのもなんだが、これはいい!というものが全くないのには驚かされる。(笑) 中にはツクリや材質はともかく、優れた意匠のモノがあってもよさそうなものだが、いまだに…

アメリカ 社会主義労働者党バッジ

20世紀初頭アメリカの社会主義労働者党バッジである。 筋骨たくましい腕とハンマー。まさに労働者党のイメージそのままのシンボルだ。 振り上げたハンマーが意味するのは、労働者による新社会の創造か、それとも旧体制の破壊か。 インパクト満点のシンボル…

アメリカ 1970社会主義労働者選挙バッジ

投票せよ!と呼びかける選挙バッジ。力強く振り上げた拳は、版画調に細かい線が描き込まれ、いかにも労働運動的な雰囲気を醸し出している。この辺の感覚、不思議と日本にも共通するものがあるなあ。 拳は社会主義運動のシンボルとして、世界中で用いられる。…

ネパール 国王バッジ

特に最近、ネパールの政治情勢が荒れている。直接統治を行う国王側と、それに反対する反国王派の対立が激化。国王側は、下院議会の復活、新首相の任命と譲歩を行った。もっとも、それで争乱が収まるかというと、そうは思えないのだけど。 ネパール共産党毛沢…

日本 護憲運動バッジ

5月3日は憲法記念日。 考えてみれば、ゴールデンウィークというのは、「緑の日(旧天長節)」、メーデー、そして「憲法記念日」と、なんだか政治的な色合いの強いシーズンでもある。 ま、日本政治界の左右対立にも関与せず、もっぱら寝正月ならぬ寝ゴール…

東ドイツ 1954メーデーバッジ

♪聞け万国の労働者~/轟きわたるメーデーの~/示威者に起こる足音と~/未来をつくる鬨の声~♪ 今日、都心では30度を超えたとか。なんだか妙に暑い一日となってしまったが、万国の労働者の皆さま、いかがお過ごしでしょうか。 どういうわけか、いまだに…