徽章はバッジにしてピン

世界の徽章文化を考察するブログ。というか、バッジが大好き。コレクションを紹介したり、バッジに関する情報を考察したり。実用性皆無、実生活への寄与度ゼロ保障のブログです。

2006-10-01から1ヶ月間の記事一覧

アイルランド アルスター義勇軍バッジ

北アイルランドの独立を求めるIRAによる対イギリス武装闘争が集結したのが90年代末。もっとも、今ではイギリスはイスラム過激派のテロの標的になっているわけだが・・・。 アイルランド民族主義派にIRAがあれば、プロテスタント親英派(ロイヤリスト…

日本 ゼロ核兵器バッジ

世界の珍ニュースを集めたサイトに掲載された、某巨大ネットオークションに出品された変なブツのネタの数々・・・。 例えば、「僕の友情売ります」。出品者はあるイギリス人青年。「僕はとてもいいヤツなんだ。泣きたい時は僕の肩を喜んで貸してあげるし、良…

北朝鮮 第1級国旗勲章(箱入り)

北朝鮮ネタといえば核実験問題。いよいよ金正日政権崩壊もウワサされる昨今。まあ北朝鮮政権崩壊を巡るウワサは昔から枚挙にいとまがないので、どうにもこうにも判断のしようがないというのが事実。 もっとも私は核実験はやらないだろうと思ってた方なのだっ…

日本 文化勲章

あーまたこのシーズンが来たかあ、と思ったのが文化勲章授章者決定のニュース。毎年文化の日に叙勲の式典が催されるが、今年の受章者は瀬戸内寂聴ら5名だそうだ。どういう慣例なのか、毎年5,6名が選ばれている。 まあ今回の発表を見ても、最年少者が溶接…

日本 人類愛善会バッジ

断言してもいいけど、およそコレクターを自認する者で、「あの時あれを手に入れておけば・・・」とあとになって歯がみした体験を持たない者はいない。絶対にいない。 もちろん私だって一度ならずそういう体験をしてきている。夢にまで見たことがある。本当に…

日本 名古屋みやげものバッジ

ブログを書いている人は大なり小なり思い当たると思うが、ネタのことばかり考えたりコメントが気になって何度も何度もチェックするような状態を「ブログ症候群」というのだそうだ。幸か不幸か、私の場合はコメントが気になるほどのコメントはないので(好ま…

中国 ミサイル原子爆弾実験成功記念バッジ

相変わらずニュースのトップは北朝鮮ネタ。北朝鮮の核実験再実施を巡って、各国で大騒動を引き起こしている。困ったもんだなあ。 もっとも、発足間もないわが国の阿部政権にとっては絶好の追い風になったようだ。北朝鮮問題が解決しない方が有利なのであって…

ギリシャ メタクサス政権のバッジ

ギリシャというと、古代のイメージが強すぎて、日本人からしてみればハテ近現代史はどうだったかというとほとんど印象がないというのが実態ではないか。 だけど、改めて調べてみると大変だなーこれ。老大国トルコからの独立、王制派と共和派の対立の末の共和…

中国 抗美援朝記念章(朝鮮戦争記念バッジ)

北朝鮮の核実験を機に、中国と北朝鮮の関係は大きく変わろうとしているように見える。今がまさにその節目になるのかもしれない。 中国の本音は「下手にでりゃあつけあがりやがって、人に恥かかせる気か。どれだけ迷惑かけりゃ気が済むんだコノ。人がせっかく…

モンゴル 5か年計画バッジ3点

昨日は1971-1975年の5か年計画バッジを紹介したが、この5か年計画バッジは一連のシリーズとなっている。たまたま手元に3つの連続したバッジがあるので紹介しよう。 第5次、第6次、第7次のそれで、時代は1971-1985。デザインなどはほとんどまったく同じ…

モンゴル 5か年計画バッジ(1971-1975)

5か年計画というと、ソ連の工業化政策を思い出すが、おそらくこれはソ連のそれを模した1971~1975の第5次?5か年計画のバッジ。 一見、ソ連バッジか?とも見えてしまうが、中央を丸く囲む雷紋(いわゆるラーメンどんぶりのマーク)がいかにもモン…

イギリス イギリス共産党バッジ

最近日本モノばっかりだったので、久しぶりにヨーロッパモノを。今日はイギリスです。 イギリスといっても、「イギリス共産党」なんですが。 ケン・ローチ監督の「大地と自由」は、岩波ホールで見たのだが、これがすごくよかったのだ。今見たらどう感じるか…

日本 皇宮警察府桐友会員章(造幣局製)

造幣局博物館の紹介をしてきたところで、今日は造幣局製のバッジの紹介をしてみよう。造幣局は誰もが持っている硬貨を造っているわけだが、それ以外にもさまざまな金属加工品を作っており、だれでも制作を依頼することができる。 したがって、造幣局製のバッ…

大阪造幣局「造幣博物館」を見学した その3

北朝鮮の核実験のニュースは、大阪の道頓堀あたりに昼ご飯を食べに行こうと思って通りかかったときに、街頭の大型ビジョンで見た。 いやあ、ビックリしたなあ。 それ以来、ニュースは北朝鮮ネタ一色。緊迫した国際政治状況は、連日ニュースが伝えるところ。 …

大阪造幣局「造幣博物館」を見学した その2

昆虫マニアにも蝶や蛾など鱗翅目が好きな者と、カミキリムシやコガネムシ、カブトムシなど鞘翅目が好きな者がいる。まあこれがムシが好き好き人間の2大派閥だ(トンボ派も割と多いが)。 端から見ると同じ昆虫マニアとして括られてしまって、その違いなどど…

大阪造幣局「造幣博物館」を見学した

前から行きたいと思っていた造幣局の博物館。だが公官庁の運営する博物館とあっては、土日祝日は休館日。行くなら平日に行くしかないわけだが、首都圏に住む私にとって、平日の日中に大阪を訪れる機会など滅多になかったが、今週火曜日、やっと願いが叶った…

北朝鮮 労働党徽バッジ その2

juche_chosun さんからコメントにて、「民兵組織である労農赤衛隊」のものではないかと御指摘いただいたが、そのバッジと同型のもの。 材質(こちらはアルミ製)、ツクリ、色など、細部は違っているが、もちろん一連のものと思われる。大きさも、こちらのほ…

北朝鮮 労働党徽バッジ

10月10日は朝鮮労働党の創設記念日でもあるので、10日になったら北朝鮮モノでも紹介しようかなどと長閑なことを考えていたのがこの展開だ。 10月9日、北朝鮮は核実験の実施を宣言した。 いやあ、ここ何日か、北朝鮮は核実験をやるのではないかとい…

日本 東宝映画「タッチ製作委員会」バッジ

チョイバルサンのバッジの次に紹介するバッジとしていきなりこれかよという感じもしなくもないが・・・ 生まれて初めて、映画のエキストラに参加したことがある。昨年の春のことだ。仕事関係でこの映画に携わった人から誘われてというのが真相なのだが。 何…

モンゴル チョイバルサンバッジ

ソ連でいうところのオクチャブリャータ、少年組織(ピオネールの前の年齢)のモンゴル版組織バッジ。 このタイプには、スヘバートル版や国章(ソヨンボ)版など、時代によってさまざまな版がある。 まあチョイバルサンといえば、モンゴルにおける「ミニ・ス…

日本 大阪府PTA協議会

たくさんのバッジを見ていると、オイオイそりゃないだろ、と言いたくなるようなシロモノに出会うことがある。 バッジはステイタスを示すアイテムであるため、ついつい必要以上に偉そうなバッジが採用されたりするのだろうか。客観的には、そんなバッジをつけ…

日本 愛知県町村長章

いろんな国のバッジを見ていて感じるのは、それぞれの国には特有の様式というか、「パターン」があることである。 それはもう、さまざまなパターンがあって、私の好みに合って集中的に集めるのがあれば、全然好みに合わず収集欲をかき立てられないものもある…

アメリカ シルヴィア・パンクハーストのバッジ

いわゆるアメリカの政治的なプロテスト・バッジ。アメリカの左派、労働組合バッジとともに手に入ったもの。ごく最近のものと思われる。 シルヴィア・パンクハーストはイギリスの女性参政権運動で知られるが、母エメリンとともにイギリスでは著名な女性運動家…

中国 中華人民共和国中央人民政府成立記念バッジ

またこの日が来たなあと思いながら書いている。 10月1日は中華人民共和国成立記念日、国慶節だ。ついこの前建国50周年記念のイベントやったと思っていたのに、もう57回目になるのか。 1949年10月1日、中国共産党主席毛沢東は、天安門の楼閣上…