2008-01-01から1年間の記事一覧
諸般の事情で、今年の冬は中国にも行かず、ひたすらうちでゴロゴロする計画・・・というか、要は何にもすることがない。みごとなほど、なにもないのである。 今年の冬休みは長いので、この調子で来年仕事に戻れるのか今からすでに心配になってきたところだが、…
先日、通勤電車の中でウトウトしていると、高校生の会話がきこえてきた。その話題というのが、小林多喜二の「蟹工船」だったもので、つい聞き耳を立ててしまった。話している一人はすでに蟹工船を読み終え、「党生活者」のほうを読んでいるとのこと。うーむ…
最近、急速な景気の悪化に伴って、社会問題化しているのが派遣社員のクビ切りである。 小泉政権下の競争奨励路線に乗って、労働者派遣の事業形態が大幅に認められてきたのが、景気の悪化で一気にその問題点が噴出した形だ。まあ、このような事態は最初から懸…
今日は寒いわ雨は降るわで、私は完全に朝から引きこもりモード。もっとも最近は何となく忙しかったので、部屋でコレクションの整理をしたりして過ごしている。ああ、癒される・・・ 以前私は日本物にはあまり関心を持っていなかったが、最近では古いモノを中心…
裁判員制度がいよいよ来年5月から実施されるが、それに先だって、裁判員候補者への通知が先週行われた。 私のところにも来るかも・・・と思って待っていたのだが・・・うーむ、どうやら選に漏れたと見える。 裁判員に選ばれたときの負担感からこの制度を批判する…
今日も「ありきたり」シリーズ。と言っても、今回はれっきとした正式な勲章だ。 平成15年の改正でなくなってしまった勳八等瑞宝章である。 「勲等を簡略化すべし」という意味不明の理由により、旭日勲章も瑞宝勲章も八階級から六階級に変更されたからであ…
こういうブログを書いていていつも感じるのだが、コレクション紹介をしているとどうもできるだけ価値の高いモノ、珍しいモノ、おもしろいモノに傾きがちだ。 コレクターたる者、他人に自分のコレクションのおもしろさを伝えたいと思わない者はいない。こんな…
以前、インターネットであちこちのバッジ情報を探していたときのこと、とあるサイトが目にとまった。 「東京ピントレーディング」。どうやら、ピンバッジの交換会が開催されているらしい。7月の会はすでに終わってしまっていたので、次回は11月22日。 …
最近番外編が続いてしまったので、いつものバッジ紹介のパターンに戻ろう。 今日紹介するのは、中ソ友好時代の一品。おそらく50年代前半頃のものと思われる。 描かれているのは'''毛沢東とスターリンの横顔'''。なんとも微妙な顔つきではある。 その他には星…
議員バッジを初めとして、日本のバッジを語る上で欠かせないのが、菊花紋である。 日本人は条件反射的にこの紋章には権威を感じる。このバッジを身につける者は自ずと権威者然とふるまい、彼のつけているバッジを見る者も、彼を権威者と感じてしまう。そうい…
前にも書いたことだが、初めてホンモノの日本の勲章を見たときの私の感想は、「あまりにも安っぽいのに驚いて、ガッカリした」であった。だが、実際には天皇の名において勲章を授与されるということを、一世一代の名誉と感じ、日本の勲章を世界一すばらしい…
今日文化の日は、秋の叙勲の日である。今朝、受章者名が各紙地方面を飾ったのをご覧になっただろう。 まあ私にはまず縁がないが、実際に叙勲されるとどういうことになるのだろうか。その実際はちょっと気になるところである。 いま手元に「叙勲・受章 心から…
3連休中日の今日もすばらしい秋晴れに恵まれた。朝夕は少し冷え込むようになってきたものの、日中のすがすがしさを感じながら、、私は何の予定もなく家でごろごろしている。 ところで例の(元)航空幕僚長の論文問題。削除される前に保存しておこうと、サイ…
これはデザインが可愛いのでつい買ってしまったバッジ。純銀製でボッテリと厚みがあり、斬新なデザインは、小さいながらキラリと光るものがある。 裏面に「宮川モスリン 体育部」という文字が見える。右書き旧字体で、ツクリからしても戦前のものと思われる…
中国の現代史を彩った華麗なる一族といえば、まず大財閥の宋家だ。映画にもなったが、「宋家の三姉妹」といえば、小説よりも劇的な人間ドラマを見せたのであった。 財閥・孔祥熙に嫁いだ長女・宋靄齢。孫文の妻となり、中国共産党との協力を模索した宋慶齢。…
この前、久しぶりにカンボジアがニュースに出た。なになに?と思えば、タイとカンボジアの両軍が、国境未確定地域で軍事衝突を起こした、というものだった(笑)。 報道によれば、交戦の経緯は、双方とも相手方が侵入・発砲してきたので応戦した、というもの…
世間には、企業モノコレクターという、様々な企業グッズを集めている人たちがいる。 もっとも、企業なら何でもよいかというとそういうわけではもちろんなく、例えばコカ・コーラボトラーズの記念オブジェに意外なほどの高値がつくことがあっても、零細企業で…
今日10月14日は鉄道の日なのだそうで、ラジオでそんなことを聞いた。新橋-横浜間に初めて鉄道が走ったのは明治5年。それから136年が経過した。 小さいときから鉄道大好き、という人も多いようだが(むろん男だ)、私はもっぱら怪獣好きで過ごしたもので、乗…
10月1日は中国の国慶節、10月10日は辛亥革命記念日ということで、10月は中華人民共和国と中華民国の建国記念日が集中している月である。 かつて、大陸と台湾の政治対立がもっと深刻だった頃には、祖国を遠く離れた日本の中華街(横浜や神戸など)では、どち…
エスペラントのバッジについてはこれまでも何度も取り上げているが、シンボルは緑の星。また、エスペラントの旗は、緑星旗という。 まあそのようなものなのだと受け止めていた私は、これまでなぜシンボルカラーが「緑」なのか、深く考えたことがなかった。 …
今日から10月かあ、もう秋本番だねえ・・・などと思う今日この頃。秋の風情に耽るよりも、中華人民共和国の誕生日、国慶節に思いを馳せる私。「新中国」といわれた、かの国ももう59歳。来年は還暦なのであった。 というわけで、今日ばかりはやっぱりこの関係…
戦争が起こると、国家は勲章を濫発して戦意の高揚を図るものだが、かつての日本でもその事情は同じであった。ところが、戦争が終わるや叙勲制度は事実上停止されてしまった。 しかも日本では、勲章は天皇の名において授与されるものである。新しい国家のあり…
社会主義になってもモンゴルという国の主要産業は遊牧業であって、それが国の文化の元にもなっており、そのためソ連や中国に挟まれながらどこか独特のムードのバッジが生み出されてきた、ような気がする。 今日のバッジは、モンゴルの牧畜指導者章。50~60年…
(造幣局東京支局構内の様子。左の建物が見学コース) この間、長年の懸案であった、池袋にある造幣局東京支局の工場見学に行ってきた。工場見学は平日でしかも事前申込みが必要なので、これまでなかなか行くことができないでいたのだ。 場所は、池袋サンシ…
(左:イベント記念バッジ、右:せんとくんバッジ) 平城遷都1300年祭というイベントが来年行われるのだが、「ナント(710)立派な平城京」から1300年経つのだね。 奈良県の大イベントになりそうだが、イベント自体以上に有名になった(というか物議を醸した…
六本木に、泉屋博古館(せんおくはくこかん)分館、というこぢんまりした美術館があるのをご存じだろうか。私は知りませんでした。 ここで気になる展示会をやっていることを知ったので、会期末となるこの連休に見学に行ってきた。 「明治七宝展 ~世界を魅了…
北朝鮮建国式典に姿を現さなかったことから、急遽浮上した金正日の健康悪化説。不明な部分も相変わらず大きいが、伝えられる情報を総合してみるに、今度ばかりは本当にやばそうにも見える。 独裁者の常として、後継者問題は実に深刻である。子供を後継者にす…
今日は、北朝鮮の建国60周年の記念日になるが、予定されていたはずの軍事パレードが行われなかったり、金正日総書記の姿が確認されなかったりと、最近韓国筋で流れている「金正日の健康悪化説」を裏付けているかのようにもみえる。記念行事が行われても行…
国際補助語の普及をはかるエスペラント組織は、政治的にはニュートラルであることをうたっている。 人類平等、世界平和を言語の立場から実現するというのがそもそもエスペラントの存在意義なのであって、そのためであれば政治的な立場にはこだわらないという…
今日9月1日は防災の日。 今から85年前の1923年9月1日、関東地方を襲った地震は、死者行方不明者14万人を超えるすさまじい被害をもたらした。同時に多数の朝鮮人や社会主義者に対する虐殺事件なども発生し、ただの自然災害を超えて、当時の日本が抱えていた…