徽章はバッジにしてピン

世界の徽章文化を考察するブログ。というか、バッジが大好き。コレクションを紹介したり、バッジに関する情報を考察したり。実用性皆無、実生活への寄与度ゼロ保障のブログです。

2013-05-01から1ヶ月間の記事一覧

日本 武漢警備司令部バッジ(昭和16年)

中国において、日本人が異国情緒を感じる代表的なものといえば、城壁や城門楼閣ではないかと思う。昔から、大陸土産の絵葉書などでも好んで取り上げられていることからもそのことがうかがえる。 有史以来、日本は中国から様々な制度や文物を取り入れてきた。…

チェコスロバキア パルチザン記念メダル

長らく私はこれをチェコのパルチザン勲章と思っていたところ、どうも国家の正式な勲章という扱いではなく、記念メダルとするのが適当と思われる。チェコの勲章については詳しく知らないし参考書も持ち合わせていないが、他のを見てみると裏面にシリアルナン…

中国 純金製毛沢東バッジ(現代モノ)

なぜこんなものを買ったのか、かすかに記憶に残っている。年末の北京、恒例の中国への買い出し旅行が終わって明日はもう帰国となった日、王府井のあたりの宝飾品店で飾られているのを見つけて買ったのだった。 それが画像の純金製の毛沢東バッジだ。 確かあ…

台湾 中華民国十大経済建設記念章

1970年代初めの頃のこと。 中華人民共和国は、アメリカとの関係改善、日中国交正常化、国連加盟と立て続けに国際的立場を強化していった。それは、中華民国(台湾)にしてみれば、アメリカや日本などから見捨てられ、国連からも追い出されたということを意味…

日本 安倍総理と3つのバッジ

最近のニュースで気になっているのは、オリンピック招致活動を巡る猪瀬知事の舌禍問題だ。オリンピックの東京招致を成功させたい一心とはいえ、競争相手の都市を引き合いに出して優位性を説くのみか、イスラム教諸国を「互いに争ってばかり」「共通点はアラ…