徽章はバッジにしてピン

世界の徽章文化を考察するブログ。というか、バッジが大好き。コレクションを紹介したり、バッジに関する情報を考察したり。実用性皆無、実生活への寄与度ゼロ保障のブログです。

2006-02-01から1ヶ月間の記事一覧

フィリピン ホセ・リサールのバッジ

どうもフィリピンの政情が不安定だ。マルコスを追放したというのに、あれから20年、またこれだ。 フィリピンといえば私が思い出すのは、ドクター・ホセ・リサールのことだ。 祖国の独立に身を捧げた英雄である。 高校時代、私は日比谷の図書館などに一時期…

アルバニア 1級スカンデルベグ勲章

戦前のスカンデルベグ勲章は、双頭の鷲の造形が見事な逸品だったが、共産化したのちも、この民族英雄の名を冠した勲章は廃止されることはなかった。 で、これが1級スカンデルベグ勲章だ。 アルバニアでは、ソ連によく似た勲章体系を持ち、基本は3階級。こ…

ブログペット「ピン太」飼い始めました

ブログペット、楽しそうなので飼い始めてみました。 ←「ゲストブック」でお待ちしています。 子犬の「ピン太」。 ピン太もメダルが大好きみたいですよ。(笑) 稀に、俳句?とかも詠んでくれます。 (クリックしてやると、近寄ってきて色んなことおしゃべり…

アルバニア王国 3級スカンデルベグ勲章

これまで何点か、アルバニアモノを紹介してきたが、みな共産主義時代のものだ。 では、1946年以前はどうであったのかの事例を紹介したい。 ・・・ いや、本当は紹介するのももったいないと思うほど。 私のコレクションの中でもとりわけ素晴らしいモノを…

アルバニア 農業功労メダル?

えー、先日のスポーツメダルに続いて、アルバニアのメダルを紹介しよう。 正式名称は不明。文字すらないのでまったく正体不明なのだが、農業功労メダルという未確認情報があるので、仮にそうしておく。 どうです、これ? おそらく70年代末から80年代の作…

中国 勤労記念章

今日のテレビはもう、荒川静香の女子フィギュア金メダル獲得のニュースばかり。夕刊なんて、どれもこれも1面にデカデカとカラー写真に特大見出し、まるでスポーツ新聞だ。 たしかに、こんな競争率の高そうな花形種目で金メダルはスゴイ。まさか金まで行くと…

アルバニア スポーツメダル

そうかー、トリノオリンピックももう終盤か。早いものだなあ。 明朝未明には、注目の女子フィギュアが行われるんだがさてどうなるか。 私にとって今回のオリンピックで意外だったのは、実は日本勢の不振ではなく、アルバニアが初めて冬のオリンピックに出場…

中国 児童道案内バッジ

ごそごそとコレクションかき回してたんだが、考えてみるとあんまり可愛いバッジってないなあ。 あ、私の手元にないだけなのか。 その中でふと目に止まったのがこのバッジ。 「児童迷途指引章」・・・字面だけでもおおよその見当はつこうが、「子ども道案内ボ…

日本 「のじぎく国体」バッジ

神戸には学生時代の友人がいて、金曜の夜、わずかな時間ながら、三ノ宮の駅前で一緒に飲むことができた。久しぶりに会ったが、変わってねえなあ。(お互いさまか?) 聞けば今年は兵庫で国体があるらしい。そういえばポスターを町なかで見かけた気もする。 …

中国 六等嘉禾勲章

中国で勲章の制度が制定されたのは清朝末期、1882年のことだ。もちろん欧米の叙勲制度にならったもので、外交上の習慣として彼らと勲章交換を行う必要が生じたためである。そうして生まれたのが、5階級からなる「双龍宝星勲章」だ。 日本でも勲章が制定…

中国 「ある愛国華僑の肖像」

華僑資料館の話は続く。 私は中国の近現代史に並々ならぬ関心を持っているのでそんな所に行きたがる。 今回一緒に出張した同僚も同行したのだが、こんな所でバシバシ写真を撮りまくっている私を見て、さぞや「なんじゃコイツは」と思ったことだろなあ・・・…

中国 ある「愛国華僑のバッジ」

出張で、16日、17日は神戸に行ってきた。たまには泊まりの出張も悪くないもんだが、なんでまたこの忙しいときに~!もーなんとかしてー!と思わないでもない。 それでも2日目は特に天気が良く、暖かく、春のような日和だった。神戸に来るのはずいぶん久…

日本製? ソムリエバッジ

今日の関東地方はまさに春の陽気。 外に出たら、あれれっと思うくらい暖かかった。まだ2月だから、雪だって降る日もあるかもしれないが、だんだん春が近づいてきたのを感じる。 外の空気が気持ちいい。それだけでうれしい。うーん、春が待ち遠しい。 さて、…

作成国不明 フリーメイソンバッジ

気がつけば今日はバレンタインデーなのであった(笑)。 よーし、せっかくなのでなにか“LOVE”にからむネタでバッジを、と思ってちょっと探してみたんだけど・・・嗚呼。 そんなのない! 全っ然、ないよ! 右翼とか左翼とか政治運動とか革命とか変な国際…

イラク 中東戦争メダル

さて、昨日見た映画「ミュンヘン」。 1972年ドイツミュンヘンで開催された夏季五輪。だが、その選手村にパレスチナゲリラが乱入、イスラエル選手らを人質に、イスラエルに対してパレスチナ人の囚人を釈放するように要求した。だが結局はイスラエル当局と…

アフガニスタン オリンピックバッジ

トリノ五輪が開幕した。 うーん、どうなのかな日本選手は。けっこう厳しいような気もするが・・・ 根が夜更かしな私には、オリンピックはけっこう楽しいイベントだったりする。深夜まわり寝静まったときに、見るともなしにテレビでオリンピック観戦している…

アメリカ フリーメイソンバッジ

ちょっと思い出話を。・・・ 私のいとこが結婚式を挙げたのは、浜松町にある、確か聖公会系の教会でした。 ま、正直、親戚の少ないわが家のことで、私も相手の家との人数バランスを取るために動員されたというのが真相(笑)。 途中、何となく待機時間があっ…

日本 東京オリンピック資金財団バッジ

トリノオリンピックが、もう今週末には開幕だ。 私は基本的に夜更かし人間なので、深夜だらだらとオリンピックを見ていたりするのも割と好きだったりする。今回はイタリアの開催なので、深夜どころか明け方まで中継を見ていられる。 商業主義だ金銭主義だと…

日本 金鵄連合会徽章

とにかく、戦争となるとものすごい数の人間が死ぬ。 特に現代に入ってからは、兵器の高性能化・大規模化が飛躍的に進み、戦争が発生すると戦闘員・非戦闘員の別なく膨大な数の生命が危険にさらされる。 だが、戦闘員=軍人は、その危険に真っ先に進んで行か…

ソ連 ジューコフ元帥肖像

ソ連で最も有名かつ人気もある軍人といえば、このジューコフ元帥。 第2次世界大戦でソ連を勝利に導いた英雄だ。 ソ連の高位勲章には貴金属や宝石を用いたものも多いが、喉下の元帥徽章は金とダイヤモンド、その向かって右に3つ並んだソ連邦英雄メダルは2…

モンゴル 兵士の肖像

いかにも朴訥そのもののモンゴル青年兵士。 頭の頂点がとんがった分厚いウール製の帽子は、ソ連赤軍の軍帽ブジョノフカにそっくりだ。でっかい布製の赤星の中央に帽章がつく。帝政ロシアの兜を模したデザインといわれる。でも、この帽子についてる毛皮はモン…

イタリア ファシスト党関係バッジ

トリノ五輪までもうわずか。おお、あと9日だ。 日本の選手はどこまで活躍できるだろうか。いろんな予想が立てられているようだけど、どうかなあ、実際はかなり厳しいんじゃないかなあ。もっとも、ある程度日本選手が活躍してくれないと、やっぱり盛り上がら…