徽章はバッジにしてピン

世界の徽章文化を考察するブログ。というか、バッジが大好き。コレクションを紹介したり、バッジに関する情報を考察したり。実用性皆無、実生活への寄与度ゼロ保障のブログです。

2011-05-01から1ヶ月間の記事一覧

日本 大阪商業会議所議員徽章

さまざまな組織で、地位や所属を示すために作られてきた徽章。徽章文化研究会の看板を掲げる当ブログでは、近年ますます衰退の一途をたどる徽章文化を嘆きつつ、過去の優れた作品を紹介してきた。 そして、昔は、どうしてこれほどまで・・・と思うほどリキの入…

中国 清末警察?帽章

今年2011年は、中華民国100年、すなわち清朝を打倒した辛亥革命から数えて100年目となる。 満州民族の支配王朝であった清は、外から押し寄せる帝国主義と、内からは漢族の民族主義の興隆により、今から百年前、ついに滅亡したのであった。 清朝のことを考え…

中国 「抗戦十四年徽章収蔵図鑑」

コレクター市場が過熱する一方の中国では、関連書籍の発行もまた盛んである。書画骨董は言うに及ばず、コイン、切手などのメジャーなコレクターズアイテムに混じって、徽章関係の本もしばしば目にするようになった。 そんな中、今日紹介したいのがこの一冊。…

中国 人民功臣バッジ(1950年)

このバッジは建国初期の毛沢東モノとしては有名で、比較的多く作られたとみえる。 「人民功臣」というのは、要するに革命に功績のあった人物を表彰するための呼称。中国ではいろんな組織のいろんなレベルでの「人民功臣」表彰が行われた。 このバッジの裏面…

大日本 彼南(ペナン)政庁吏員バッジ

北は樺太から南は南太平洋諸島まで、大日本帝国の版図は広かった。第2次大戦中は東南アジアでもヨーロッパ帝国主義諸国を蹴散らして、さらに勢力圏を拡大する勢いだったのが、無茶な自転車操業は所詮長続きせず、結局は母屋まで失ってしまうというオチであっ…

ソ連 チェルノブイリ原発事故処理従事者メダル

今年はどうなることかと思われたゴールデンウィーク。さすがに自粛ムードにも飽きがきたか、帰省や旅行による渋滞が各地で発生。まあこれでいいのかもしれない。 それでも、せっかくの連休でもなにか気分が晴れないのは、見通しの立たない原発事故のせいだ。…

オーストリア メーデーバッジ(1928年)

壮絶な災害報道を連日見聞きしすぎたためか、パーッと遊びに行くのも、デモ行進で労働者の権利を訴えるのも、何となくはばかられる心境になってしまう日本のゴールデンウイークである。 もっとも、私に限って言えば、今日も家でゴロゴロしているうちに夜にな…