徽章はバッジにしてピン

世界の徽章文化を考察するブログ。というか、バッジが大好き。コレクションを紹介したり、バッジに関する情報を考察したり。実用性皆無、実生活への寄与度ゼロ保障のブログです。

2007-01-01から1ヶ月間の記事一覧

日本棋院 会員章

子供の頃、遊びで将棋をやったことくらいしかない私にとって、囲碁というのはなんだか小難しそうで取っ付きにくいものだった。正直、今でもルールがよくわからん。 祖父の家には将棋も囲碁もあった。碁石のスベスベした石の感触は手に気持よく、なんだかきれ…

中国 中華毛沢東像章収蔵研究会 王安廷奨励章

kjhst220 さんのところで紹介されていた『毛沢東像章図譜』(王安廷主編 毛沢東像章図譜編纂委員会編 中国書店出版社)。A4版で400ページに及ぶ毛沢東バッジ写真集である。収められたバッジの数は4,000枚以上(ほとんど文革期のもの)。 デザインでバッ…

中国 中国国民党湖北省党部バッジ

えー・・・すべて必要なことは書いてあるので、全然説明がいらないバッジではある。中国国民党の省支部のバッジ。年代は不明だが、たぶん40年代。 裏面にはピンが溶接されていて、シリアルナンバーと製作所の刻印がある。 党章である青天白日の中に入れら…

日本 出征軍人家族バッジ

悲惨な事故や事件ニュースを聞きながら、今は亡き祖父が言っていたのを思い出す。 「メチャクチャな時代になったなんて言ったって、我々の時代のメチャクチャさはこんなもんじゃなかった。あれ以上にメチャクチャなことなどない」。 うーむ、さすがに時代の…

ブルガリア 内務警察バッジ

ソ連にはKGB(国家保安委員会)という情報・秘密警察があったが、東欧社会主義諸国にも類似の機関が存在した。 画像のバッジはブルガリアのそれで、剣と盾、赤旗とナショナルカラーの白緑赤が描かれている。 背景のダムや工場、麦穂は社会主義の象徴であ…

日本 日本医師会会員章

最近左派関係バッジが続いたので、たまには普通の(?)日本モノなどを。 さて、この画像のバッジだが、これだけでは私も何のバッジかわからない。 「JMA」といっても、日本モノならJはJapan、AはたぶんAsociationなのだろうくらいには見当を付けてみて…

中国 EL POPOLA C^INIOバッジ

さて、前回「人民中国」誌10周年記念バッジを紹介したが、実はこのバッジもその一種といえる。 「ESPERANTO」と書かれたこのバッジの裏面には、「EPC^1950-1985」とある。 なんとなくバッジ全体の雰囲気から、中国製っぽいな・・・と感じていたのだが、「E…

日本 「人民中国 創刊10周年」バッジ

昨日の続き。土曜日の骨董市で拾ってきたバッジその2。 これも昨日紹介したアカハタ祭バッジと同じところで見つけたものだが、「中国を知るための日本語総合月刊誌」という「人民中国」の創刊10周年記念バッジである。中国製ではなく日本製のバッジのよう…

日本 第4回アカハタ祭バッジ

さて、昨日ビッグサイト「骨董ジャンボリー」に出かけて、ゴソゴソとブツあさりをしていた私。せっかくなのでその成果でも紹介しよう。だれも期待してないと思うけど。 昨日はさほど大きな収穫物はなく、ザコにとどまったのは残念だった。 まあ、ザコか逸品…

骨董ジャンボリー in東京ビッグサイト

年数回行われているイベント「骨董ジャンボリー」。私はここ何回か行くようになっている。場所は例年どおり東京ビッグサイト。 参加業者数は500にもなるそうで、ざ~っとひとまわりするだけで2時間半くらいはかかった。ちょっと疲れた。この広い会場から…

中国 中国アルバニア友誼万歳バッジ

中国がらみのネタが続きます。 「敵の敵は味方」というわけで、文革中国とホッジャ体制のアルバニアは急接近する。共にアメリカ帝国主義やソ連修正主義を敵として、国際的に孤立を深めていた。 しかしよくもまあ、バルカン半島の小国と東アジアの大国中国が…

アメリカ ニクソン訪中記念メダル

1972年、ニクソンが中国を訪問。それまで対立関係を続けていた中間人民共和国とアメリカは国交を樹立することとなった。 しかしそれは、アメリカが反共産主義拠点として支援を続けてきた中華民国(台湾)と手を切り、中華人民共和国へ乗り換えることを意…

中国 第六戦区第九日本管兵管理所の名札

戦争が終わってしまえば、兵隊の考えることはただ一つ「いかにして無事に故郷に帰るか」に尽きる。 だが、故国を遠く離れた異国の地では、往々にしてそれは容易なことではなく、多くの人が数奇な運命をたどった。 かのシベリア抑留もそのひとつだが、あれは…

ベトナム ホーチミン主席バッジ

今になってイラク戦争を回顧すると、アメリカ当局がいくら否定しようと、この戦争に悲観的な結末が待っていることを想像せざるを得ない。それはどうしてもベトナム戦争と比較してしまうからである。 さて一方、この戦争をきっかけに国土統一を成し遂げたベト…

日本 大日本傷痍軍人会功労章

戦争で生じた大量の負傷兵をどうするかというのは、国家にとってかなり重い課題でもある。戦死者は顕彰すれば足りるかもしれない。が、戦場から帰還した負傷兵は、その後の生活を営んで行かねばならない。そしてその負傷兵たちの中には、ひとりでは生活でき…

台湾 三民主義統一中国バッジ

もう忘れている人が多いと思うが、共産党との戦いに敗れ、台湾に逃れた国民党。 それでも中国の正統な支配権を主張して、武力反攻、統一中国をスローガンに、国連を追放され、世界中から次々と国交を断絶されながら、「まぼろし国」である「中華民国」は、そ…

北朝鮮 海軍大学徽章

あけましておめでとうございます。 2006がどんな年であったかと回想すると、こんなに北朝鮮がらみのニュースの多かった年はなかったように思う。まあ、拉致問題を始め、ここ何年かで北朝鮮情報が一気にひろまった気がする。それまで日本の北朝鮮に対する…