2009-01-01から1年間の記事一覧
NHKで放映が始まったドラマ「坂の上の雲」。 私も、学生時代に原作を読み、途中で止まらなくなってしまったことがあった。行きつけの古本屋では半分くらいしかなかったので、夜中に自転車で本屋に買いに走ったことを思い出す。 だが、原作ファンというの…
先日同好の士が集まる機会があって、いろいろ楽しい情報交換をしてきたのだが、「戦利品」のことがちょっと話題になった。どこの国でもいつの時代でも、戦争の度に戦利品が大量に発生する。あれはなんなのだろう。 戦争に参加した兵士が戦利品を欲しがるとい…
いよいよ今年も残すところわずか。毎年のことながら、あわただしい年の瀬である。引っ越しの混乱がまだ完全に終わってないのだからなおさらだ。 コレクションの方も、今年一年を振り返って、あんなものやこんなもの手に入ったなあ・・・と回想するのだが、実は…
引っ越し後の整理もおおかた片付いたところ。これで平和な正月を迎えられそうだ。 ここ数日は、暖冬傾向といいながらも寒さは厳しく、外仕事が多かったので今週は大変に疲れた。 そこで思い出したのがこのメダル。 「竜虎相打つ」意匠で、金色の虎と銀色の龍…
誠に私事ながら・・・ このところ更新がすっかりご無沙汰になってしまっていたのにはワケがあって、実は引っ越しの準備に追われていたのである。日頃は私の周囲を覆っているバッジたちともつかの間の別れ。すべてのコレクションを余すところなく段ボールに収納…
バッジは様々なシーンで使われるが、そのひとつとして、子供のオモチャというのもある。服を替えなくても、変装をしなくても、小さなバッジを胸につけるだけで容易に変身可能な(気分になれる)アイテム。 これもオモチャとしてのバッジ。ただし、モデルは金…
花にはとんと疎い私。花束をもらってうれしい!なんて言う人の気はしれないし、部屋に花を飾ろうなどと考えたこともない。私にとって価値のある植物とは、食べておいしいものだけである。 そんなワケで花には全然詳しくないのだが、この花の名は知っている。…
注意していると電車などで見かけるのだが、遠目にはちょっといかつい感じのバッジ・・・中央部が凹んだ丸いバッジといえば、弁護士バッジである。 アレはけっこう目立つ、と思う。普通の社員章などと比べて、ずっと大きさも厚みもあるのだ。 そして、現在の日本…
私はいつも日本における蒋経国の知名度の低さが解せないし、不満でもある。何だかかんだ言ったところで、日本人の台湾に対する関心の低さを表しているようにしか思えないからだ。 ・・・まあそれはそれとして。 開発独裁型のリーダーとして、共産主義中国と対峙…
栄典関係の話をもうひとつ。 この前、うちの冷蔵庫に入っている野菜を見たら、包装に「緑白綬有功賞受章!」とプリントされていた小松菜があった。要は生産者のPRなのだが、あんまり見かけないPRのような気がするなあ。 もっとも、「緑白綬有功章」と聞…
もうすぐ秋の叙勲シーズンを迎える日本。だが、栄典制度を有するのは国だけではない。地方自治体や企業も様々の表彰を行って、それぞれの住民や社員の帰属意識や郷土愛・愛社精神などの高揚に努めるのである。 さて、今日の一枚は北海道旭川市の功労章。ネッ…
私としては、アフリカバッジは非常に熱いと感じているのだが、残念ながらあまり手に入らないのがもどかしいところだ。 せっかく手に入ったので、今日はコンゴのバッジを紹介しよう。 1960年にベルギーから独立を果たしたコンゴ。その初代首相となった男の肖…
昨日は中国のもうひとつの国慶節、「双十節」だったので、今日はそれに因んだ一枚を。 1911年10月10日、武昌(武漢市)で革命派軍人による反満武装決起が勃発、「武昌起義」である。 これが後に各地に飛び火して、ついには満州族支配体制を覆したのみならず…
東京、シカゴ、マドリード、リオデジャネイロ。最終的に4都市が競った2016年のオリンピック招致合戦は、リオデジャネイロが勝利を納めた。7年後には、ついに南米大陸初のオリンピックが開催されることになる。 実は私にとって、この結果は意外だった。本命…
今日は中華人民共和国の建国60周年記念日。10年ぶりとなる軍事パレードが北京で行われた。その様子は夜のニュースでちょっと見ただけだが、胡錦涛主席だけが中山服をバッチリ決めているのが印象的だった(ほかの幹部はみなスーツ姿)。 やっぱりあれだねえ…
これでこのシリーズは今回でとりあえず終わりにしよう・・・ 広大な天安門広場の南の方には、毛主席記念堂という建物がある。毛沢東の亡骸を安置し、公開しているところとして有名だ。 指導者の遺体を永久保存し公開するという珍妙な政治的風習は、もちろんソ連…
すみませんが、他にネタもないので、中国の国慶節ネタが続きます・・・ 今年の国慶節の目玉は、なんといっても軍事パレードだ。毛沢東は別として、鄧小平と江沢民が一回ずつ行っただけである。特に10年前の1999年、建国50周年記念の際は私もビデオで見たので印…
さて、久しぶりに訪れた北京だが、空港から市中心部に向かう途中、街のあちらこちらに国慶節(建国記念日)を祝う飾り付けがまず目に入った。 地下鉄駅にて。いまだに「中国の特色ある社会主義」というスローガンは使われ続けている。 天安門広場はまさに国…
シルバーウィークを利用して、久しぶりに北京に行ってきた私。 話には聞いていたが、オリンピック後の北京が以前とはすっかり変わっていたのには感心するやら呆れるやら。 さて、日本のニュースでも取り上げられているが、来月1日に中国は建国60周年の記…
最近ご無沙汰してしまったので、久しぶりにエスペラントバッジを取り上げよう。 戦後の東ヨーロッパでは割とエスペラントが流行したらしい。理由はよく分からないが、それが証拠に、東欧製のエスペラントバッジは多く見受けられる。 このバッジもそうで、チ…
アメリカ映画や小説にたまに出てくるのだが、アメリカには学生の社交クラブがある。通常、ギリシャ文字の名前がつけられているこれらのクラブは、フラタニティ(fraternity)、あるいはソロリティ(sorority)と呼ばれている。 ここでは、合わせてギリシャ文…
選挙絡みで政治関連バッジを連続して紹介してきて、まあネタはまだあるのだがさすがに日本モノばっかりでこちらも飽きてきた。 少し目先を変えて、コレクションケースの中からたまたま目に入ったこのバッジでも紹介しよう。それも「民主」絡みで。 ツクリか…
この55年以上、ほぼ政権を独占してきた自民党ですら、ここまでの大量議席は獲得したことがない。第45回衆議院選挙で、民主党が308議席の大勝利。マスコミ各社の事前の結果予測は、まずまず当たっていたのだなあ。 今回は自民党大物議員も軒並み落選、ある…
明日はいよいよ衆議院選挙。それも、かなり画期的な選挙となりそうだ。 私はすでに一昨日、期日前投票をやってきちゃったんだけど。明日の選挙速報がちょっと楽しみ。 今回は国民の関心が高く、投票率も前回より上がる可能性が高そうだが、毎度投票率をアッ…
1955年の成立以来、ごく一時期をのぞいて政権与党として君臨してきた自民党が、今月末の衆議院選挙では大敗を喫する見込みという。もはや今度の選挙の見所は、政権交代の可能性というより、どこまで自民党が負けるか、と言い換えてもよいのではないかという…
8月30日の衆議院選挙まで、あと2週間。ニュースでは連日この話題が取り上げられている。自民党の候補者選定について、民主党のマニフェストの実現性について・・・。 だが、そうしたニュースでは一切取り上げられないのが、幸福実現党だ。今年5月、この選挙に…
今年はなかなか夏の日差しがないなあなどと思っていたら、ここにきて台風や地震が大きな被害を及ぼしている。まあ毎年何らかの自然災害は発生し、多くの被害者が出ているわけで、私がそれら災害で死傷せずに済んでいるのは、単に運が良いだけである。 災害時…
8月30日の選挙に向かって、各党のアピール活動が盛んだ。次の選挙では躍進の可能性が大きいと伝えられる民主党の党首、鳩山由紀夫は「友愛社会を実現しよう」と訴えている。 友愛、ねえ? まあ別に悪かあないけど・・・なぜこの単語を取り立てて使うんだか、私…
「白求恩同志是加拿大共产党员,五十多岁了・・・」で始まる、毛沢東の「紀念白求恩」。 日中戦争期、はるばる中国に渡り、日本軍と戦う八路軍の軍医となったカナダ人医師ノーマン・ベチューン。毛沢東はその国際主義精神を称え、この文章を書いたのであった。 …
今日の一枚は、満州国協和会の会員章。満州協和会は、満州に存在した唯一の政治団体である。 満州各地に分会を持っていたせいか、この会員章も微妙に型が異なるものが多い。私はかつて5,6個持っていたのだが、一組としてまったく同じモノはなかった。 今…