2011-06-01から1ヶ月間の記事一覧
最近日本モノが続いたのでちょっと趣向を変えてみたい。 最近、エスペラントバッジが何点かまとめて入手でき、久しぶりだったのでうれしかった。 この中で、「SLEA」という見慣れないバッジがあり、正体が不明だったので調べてみた。 なんの略かと思えば、「…
昨日の続き、日本帝国徽章商会発行の「徽章雑誌 第四号」についてである。 考えてみればこの「徽章雑誌」、日露戦争開戦直後に創刊したわけである。日本の近代史を決定づけたこの戦争は、また国内の徽章業界にとっても多大な影響を与えた。ロコツな言い方を…
古いバッジを見ていると、なぜこんなに多様で精緻な作品が作られてきたのかと考えさせられる。そして、昔はバッジそのものに対して関心が高かったことを感じるのである。「バッジへの憧れ」といってもいいだろうか。かつて、バッジは、つけているとかっこい…
先日、当ブログをご覧の方(秋田市在住)からバッジ画像を提供いただいたので、それを紹介しよう。 「がんばろう!日本 元気です!角館」バッジである。十和田八幡平観光物産協会の製作。キャンペーン用の缶バッジである。 秋田県の角館は、武家屋敷や桜で有…
昭和17年9月、対米英戦争に突入した日本は、「銃後の生産戦を戦い抜く勤労報告の精神を昂揚するため」、「勤労顕功章令」を制定公布した。 平たくいえば、国による労働者表彰制度である。ただし、あくまで勲章ではない。年金などの特典もなかった。 これに…
今年4月に刊行された新刊。岩波新書で、タイトルはズバリ「勲章」、サブタイトルは「知られざる素顔」である。 日本の叙勲制度の歴史、その実態を描いた一冊である。国家とはなにか。それを、近代日本が編み出してきた勲章の制度からそれに迫る。 改めて考…
2005年6月1日にスタートした当ブログもなんと今年で6年目。今日はそのバースディ。 ちなみに、今日は徽章の日でもある。 いつでもやめてやらあ、と投げやりな気持ちで始めた後も、「こんなブログはいらない」の見本みたいなモノをアップし続け、とうとう…