徽章はバッジにしてピン

世界の徽章文化を考察するブログ。というか、バッジが大好き。コレクションを紹介したり、バッジに関する情報を考察したり。実用性皆無、実生活への寄与度ゼロ保障のブログです。

2006-03-01から1ヶ月間の記事一覧

イギリス KELI(キリスト教エスペランティスト国際連盟)記念バッジ

やっぱり調べてみると色んなことが分かるもんだなー、と当たり前のことでこの前ちょっと感動したのがこのバッジだ。 前から、なんだかエスペラントっぽくないバッジだなあとは気にはなっていた。なんだこの十字は? そもそも、これ本当にエスペラントバッジ…

日本 勲四等瑞宝章のつづき

昨日の続き。 同じ勲章だが、箱入りの状態と箱の画像を掲載する。 日本の勲章は、すべてこのように黒塗りの箱で、内張は紫色の絹。箱には金字で勲章の名称が装飾的な篆書体で書かれている。 さて、ものの本によると、旭日勲章とともにメジャーなのがこの瑞宝…

日本 勲四等瑞宝章

気がつけばもうサクラの季節だ。土曜日、都内をウロウロしていたのだが、見上げるとサクラはもう3割くらいは開花しているように見えた。来週末はお花見の最盛期になりそうだ。 私は特にサクラが好きだってわけでもないが、それでも不思議とワクワクする。一…

中国 チベット革命委員会・毛沢東バッジ

チベットおみやげシリーズ第3弾。 私も中国の各地に行くと「ご当地モノ」毛沢東バッジをよく探す。文化大革命の時代、毛沢東バッジは中国全土で作られたので、あらゆるところでご当地製毛バッジを見つけることができる。まあ別にそれが価値あるモノってわけ…

中国 パンチェン・ラマ10世バッジ

これもチベットおみやげシリーズ。 正確に言うとバッジというよりペンダントで、まあお守りみたいなものだと思うがその辺はあまりこだわらないことにする。 1989年死去したパンチェン・ラマ10世。インドに亡命したダライ・ラマ14世とは異なり、チベ…

中国 パンチェン・ラマ11世バッジ

昨夜、久しぶりに友人たちと会った。思えば、長い付き合いになるなあ・・・ 場所は池袋、中国の東北料理の店。安くて美味かった。客も店員も中国人ばかりだった。 久しぶりに飲む「二鍋頭酒」。飲むとカッとのどの奥まで熱くなる味が、なんだか懐かしい。 こ…

キューバ ホセ・マルティ記念バッジ

いや~すっかり見てしまいました、WBC(ワールド・ベースボール・クラシック)の決勝戦。 日本チームは対アメリカ・韓国戦に破れ、もうダメだと思われたが(思うよね、普通)運も味方して決勝戦に駒を進めた。 相手はキューバ。野球を国技と自認する野球…

ピン太語録

久しぶりにピン太(うちのペット。ゲストブック参照)が長文を話してくれましたよ。 一体、ガーターをどうしようというのでしょうか?(笑)

イギリス 救国運動バッジ

先日、ガーター勲章について書いたが、コレはちょっと個人コレクションには荷が重いシロモノ・・・というかハッキリ言っていくらマニアでも手に入るもんじゃない。 その代わりにずっと格は下がるが、聖ジョージの入ったバッジを紹介しよう。・・・ま、私のコ…

アメリカ アメリカ共産党バッジ

さて、アメリカにも共産党はあるのであって、レーニンは彼らの偶像である。 これはおそらく30年代に作られたと思われる。 中央にはレーニンの肖像、ソ連国旗を掲げたビルや工場群は、おそらくソ連5か年計画の成功を讃えたものだろう。 「社会主義は平和と…

「ヒットラーと鉄十字章 ~シンボルによる民衆の扇動~」

先日、イギリスにおけるガーター勲章と外交の本を紹介したが、ドイツの勲章についての本がある。勲章やメダルを通してヒットラーの時代を概観した一冊だ。書店で見たとき、よくこんな本が出版されたなあと感心したものだ。(笑) どうもドイツのメダルや勲章…

アメリカ? イースタンスター・25年メンバーバッジ

ようやく最近はひと頃の忙しさから脱却。賞味期限切れの非常用乾パンで毎夜の餓えを凌ぐ生活からおさらば・・・まあ完全におさらばはできていないかもしれないのだがひとまずひと息つけるようになっただけでもありがたい。 たまにこういう時期があると、休日…

「女王陛下のブルーリボン」・・・ガーター勲章とイギリス外交

世界中いろんな勲章があるが、その中で最も格式が高いのがイギリスの「ガーター勲章」だろう。 正式名称、「The Most Noble Order of the Garter」。 鮮やかに青い大綬(肩から腰にかけて勲章を吊すリボン)から、別名「ブルーリボン」とも呼ばれる。 先日、…

アメリカ? イースタンスター・バッジ

さて、以前話題に出たけど、フリーメーソンという組織は、女性は入れないことになっている。 しかし、入れないけどその外郭団体のようなものがあって、メーソン会員の家族の女性は入れるらしい。それが「イースタンスター」(Eastern Star=東星)である。 …

日本 道庁キャラ・ドーチョ君バッジ

最近マジメなネタが多かったので、ちょっと気分転換ね。 先日訪れた札幌。 私は始めて行ったのですが、思いのほか札幌のまちなかって観光資源が少ないんですね・・・ 例の時計台と、道庁旧館くらいか(ともに国重要文化財)。 道庁旧館を見学したことはすで…

ブルガリア エスペラント100周年・ザメンホフバッジ

今か今か・・・と待ち続けた発表があった。 そう! 前にも書いたけど、来年横浜で開催される、第92回エスペラント世界大会のシンボルマーク発表だ! 無駄と知りつつ、締め切りギリギリで応募したのが昨年11月末。あれから3か月。 2月末までにホームペ…

日本 (旧樺太)豊原中学校帽章・ボタン

昨日の続き。 実は、バッジを収集するようになって気がついたんですが、日本においては「学校バッジ」というジャンルは、実は極めて膨大な世界なのでした。 考えてみれば当たり前で、社員章をつけていない勤め人はいても、日本では学校や学年などのバッジを…

日本 (旧樺太)大泊高等女学校バッジ

何の因果か、この慌ただしい時期に突如下った北海道出張命令。 え? ひょっとしてそれって行くの私なんですかもしかして? ・・・などとボケているヒマもあらばこそ、最近話題のJALに乗って(笑)行って来ました札幌市! 思いのほか暖かいのにはビックリ…

日本 大礼記念御臨幸記念メダル

先に、日本でも真に優れたバッジなどを作る能力が低下していると書いたけど、その一例を示そう。 先日入手したのがこのメダル。直径24mmごく小さいが・・・一目見て、あっ、いいなと思った。 なによりもまず美しい。手にとって、精緻さが伝わる。純銀?の材…

中国 「自由徽」バッジ

忘れていたが、昨日2月28日は、台湾の228事件の日だ。 国民党が政権の座から降りて、「中国人の中華民国」から、「台湾人の台湾」へと変化していく中、国民党政権が起こした大弾圧事件は、政権による誤りであったと公式にされている。 事件が起こった…