徽章はバッジにしてピン

世界の徽章文化を考察するブログ。というか、バッジが大好き。コレクションを紹介したり、バッジに関する情報を考察したり。実用性皆無、実生活への寄与度ゼロ保障のブログです。

2006-04-01から1ヶ月間の記事一覧

日本 消防功労章(愛媛県)

私は関心がなくてほとんど持っていないのだが、日本の消防には実に多様な功労章(メダル)が存在する。 画像は愛媛県で1955年に作られた消防功労章。裏に知事名が刻印されている。 これ、好きな人もけっこういるみたいなんだけど私はちょっと・・・デザ…

ポーランド エスペラント第44回世界大会バッジ

実は、このバッジが私のファースト・エスペラントバッジ。 ずいぶん前のことになるが、初め見たときはこれがなんなのかわかなかった。 緑の星にEマーク。・・・ もしやこれはエスペラントの?と思っていたのがあとになって正解と知った。うれしかったですね…

カナダ エスペラント第69回世界大会バッジ

ワシのようなトーテムがちょっとかわいい、エスペラント第69回世界大会バッジ。 69回大会がどこで開催されたかというとカナダのバンクーバーで、1984年のこと。 このシンボルは、ネイティブカナディアンのトーテムをモチーフにしたのだろうか。 日本…

イギリス ウィリアム・ブース(救世軍創始者)のバッジ

この物憂げな老紳士は誰か、一発でわかる人がいたらスゴイが、救世軍の創始者ウィリアム・ブースである。もとはメソジストの伝道師だったという。 黒い救世軍制服姿で、よく見ると襟には「S」の襟章、胸元には救世軍のシンボルマークが見え、救世軍モノであ…

満州 警察襟章

この襟章は中国で買ったものだ。黄色を地にしたデザインがいかにも満州国のイメージにピッタリ。しかも盾型はソ連など社会主義国でも広く警察の意匠として用いられている。 おそらく満州モノだろうと思いつつ、その正体に確信が持てなかったのだが、神田の某…

日本 中国観光団バッジ

集団旅行では、参加者はバッジを胸につける。以前、はとバスに乗ったときやはりバッジを配られた。これが引率者にとって目印になるわけだ。 さて、画像は戦前の観光団のバッジ。垂れ下がったリボンに、「東海商工会議所連合会 主催 中国旅行団」とある。上の…

イギリス 電気労働組合

30~40年代のイギリス電気労働組合のバッジ。 「LIGHT & LIBERTY」というスローガンと、中央の女神像(?)。像の足元に見える球形のものは、電球であろうか。 こういうバッジ、いいなあと思う。 電気労働組合のスローガンがこれですよ。「明かりと自由…

アメリカ フリーメーソンバッジ

今ちょうど、「秘密結社の世界史」(平凡社新書)を読んでいるのだけど、なんか楽しい・・・ 秘密結社についての本といえば、澁澤龍彦の「秘密結社の手帳」が好きだったんだけど、その時感じたワクワクするような気分をまざまざと思い出した。 思わず笑って…

日本 国労組合員バッジ

私の実感として、国労バッジは日本の労働組合バッジの中でも最も多いんじゃないかと思っている。 まあ歴史も長いし、組合員の数を考えれば当然のことで、最盛期の80年代には24万人を数えたというからスゴイ。道理でバッジもたくさん目にするわけだ。 こ…

日本 国労スローガンバッジ

たぶん80年代中頃の国労横浜(国鉄労働組合。公式サイトはこちらhttp://www.kokuro.net/)の作。 この種のワッペンというかスローガンバッジは、国労に限らず、日本の労働組合にはよく見られ、数多く存在するのだがなかなか売り物になるようなものじゃない…

北朝鮮 高級軍人の写真

勲章というのは、国によって色々種類があるようでいて、実は国際的に共通したルールみたいなものがある。まあ全世界共通かというとそうでもなくて、いくつかのパターンに分けられるような気がする。この辺あんまり詳しくないのであんまり断定的なことはいえ…

スコットランド スコットランド民族党(国民党)

正体はよくわからないし、決して特に華美なわけでもなく、なんの変哲もないバッジでありながら、なぜか心惹かれるバッジというのはあるものだ。 私だけがそうなのか、他の人にも同様にそのような感情を起こさせるのか、その辺はまだよくわからないのだが、こ…

アメリカ 国際キワニス バッジ

これも謎のバッジの正体がわかってうれしかった、という一品。 青地に「K」のイニシャル。「KIWANIS INTERNATIONAL」という字も見えるが、一体全体なんのバッジだが長らく不明だった。どこかの社員章か?と思ってたくらいだ。 実際、私はまったく気にも留め…

中国 侠誼社バッジ

中国にも秘密結社的存在の組織があるのであって、これを「幇派」という。 ヤクザ組織的な部分もあるが、単純にそうとばかりはいえない独特の中国的結社である。 特に清末には反清(満)復明(漢)を唱える政治的結社も数多く存在し、孫文ら革命派を支える基…

イギリス 女子ロイヤル・メーソン協会

文庫にもなった「ダヴィンチ・コード」が、ずいぶん売れているようだ。書店に行ったら何百万部出版だの、なんだか景気のいい宣伝があちこちに。 私も読んだのだが、キリスト教の秘められた歴史、シンボルの謎、そして秘密結社など、非日常なギミックが受けた…

イギリス コンサバティブ&ユニオニストバッジ

今日、目を引いたニュースにこんなのがあった。 「英領北アイルランドのカトリック過激派アイルランド共和軍(IRA)の政治組織シン・フェイン党の元幹部で、英国のスパイだったことを告白し党を除名されたデニス・ドナルドソン氏が4日、アイルランド北部…

北朝鮮 千里馬勲章

一昨日から3夜連続で放送されたNHKの「ドキュメント・北朝鮮」はおもしろかった。なんといっても歴史的な映像が数多く紹介され、思わず身を乗り出すようなカットがたくさんあった(特に初日)。 旧ソ連、東独といった旧社会主義圏の崩壊により公開された…

エスペラント 24回大会バッジ

製作地不明のエスペラントバッジ。 1932年と古いが、とてもきれいなので私のお気に入りの一品だ。 周囲の文字は、エスペラントで「30周年記念 24回大会 1932 8月6日」ということになるだろうか。 世界大会ではなく、どこかの国のエスペラント…