徽章はバッジにしてピン

世界の徽章文化を考察するブログ。というか、バッジが大好き。コレクションを紹介したり、バッジに関する情報を考察したり。実用性皆無、実生活への寄与度ゼロ保障のブログです。

2010-01-01から1ヶ月間の記事一覧

日本 大日本国防婦人会会員章

戦前の女性組織の二大巨頭、愛国婦人会と大日本国防婦人会。字面から受けるイメージでは、果たして何がどう違うのやらよく分からないが、この2つの組織はなかなか相容れぬ間柄であったらしい。 まず成り立ちからいえば、愛国婦人会の方がずっと古い。設立は…

モンゴル 労働勇敢赤旗勲章

どうも地味なバッジの紹介が続くと、ちょっとハデ目なものを取り上げたい気分になるというもの。 そころで、何となくまだ部屋の中が片付いておらず、なにをどこにしまったか把握しきれていない私。 だがまあコレクションをガチャガチャとかき回していて、再…

日本 立憲政友会党員章

自民党に代わり、民主党政権がようやく誕生したが、二大政党制うんぬんというなら、自民党との違いをクリアに見せてくれないとねえ・・・と思う今日この頃の混乱ぶり。 まあ、長年君臨した自民党政権との違いを出そうとしているからこそ、各所で軋轢を発生させ…

中国 広西省土地改革奨章(1952年)

世界的規模の不況で先進国がのきなみ苦悩しているのをよそに、めざましい経済発展を続ける中国。中国は、国の内外にさまざまな問題を抱えつつ、もうじきGDPで日本を追い抜き、アメリカに次ぐ第2位を占めるのは確実視されている。 ・・・最近、そんなニュー…

アメリカ アメリカ共産党「ソ連邦14周年歓迎」バッジ(1931年)

すこし、宮城与徳のことが頭を離れない。 彼のことを調べていて、ちょっと私の印象に残ったのは、彼が沖縄出身者であったことだ。かつて、多くの沖縄県民が、アメリカ大陸へ移民として旅立っていった。 沖縄が、それだけ貧しかったということである。 宮城与…

ソ連 「宮城与徳の勲章、45年ぶりロシアで発見」に疑義あり!

このニュース、各紙で取り上げられていたので、見た人も多いと思う。 私も職場でたまたま目にし(読売新聞)、へえと思っていたのである。 宮城与徳は、名護市出身の画家で共産党員。ゾルゲ事件に連座して尾崎秀実とともに逮捕され、1943年に獄死した。 反ナ…

アメリカ ロータリークラブ会員章

実はうちの近所にも支部があるロータリークラブ。 地域でさまざまな社会奉仕活動を行っているので有名である。この会員章も有名で、ケンタッキーフライドチキンの店先に立つカーネル・サンダースの胸元にもちゃんとついている。ちなみに彼がつけているバッジ…

日本 三池炭鉱労働組合員章

なんだか最近歴史ブームだそうだ。流行語大賞には、「歴女(れきじょ)」なんていう言葉もランクイン。ちなみに「歴女」とは、(日本の)歴史好きな(若い)女性のことを指すようである。 まあそれはけっこうなことだと思うが、ちょっと偏ってるんじゃないの…

日本 韓国併合記念章

あけましておめでとうございます。あわただしくも、今年もなんとか平和な新年を迎えることができました。なにより慶賀すべきことです。 さて、今年は2010年。2千年代に入ってもう10年が経つのかと感慨深いが、新聞を読んでいたら、今からちょうど100年前…