徽章はバッジにしてピン

世界の徽章文化を考察するブログ。というか、バッジが大好き。コレクションを紹介したり、バッジに関する情報を考察したり。実用性皆無、実生活への寄与度ゼロ保障のブログです。

2006-01-01から1ヶ月間の記事一覧

日本 大日本蚕糸会通常会員章

前回は大日本蚕糸会の功労章を紹介したので、今日は会員章を。 この女神様、名前なんていうんだったかな・・・とにかく、養蚕の神様だ。 養蚕の盛んな地域にはよく祀られていたという。 功労章と同じく、デザインはカイコにまつわるものばかり。 糸束に桑の…

日本 岡山市自治功労者之章

ああ、月曜になったばかりだというのにこの忙しさ。週末まではまだ遠い。 さて、先週土曜日に骨董市で拾ってきたバッジの中に、「岡山市自治功労者之章」というのがあった。国では栄典制度を設けているが、地方自治体レベルでもそれのもっと小規模な制度を持…

番外編 「私は如何にして躊躇するのをやめてバッジを愛するようになったか」

ああ、今週末はゆっくりしたなあ。特に今日は1日うちにいましたが、ゴロゴロしながら本を読み、ゆっくり食事を取りました。昨日よりもずっと暖かく、過ごしやすい日でした。なんて休日らしい休日。 久しぶりにCDも買った。 で、それを聞きながら、菊花茶…

番外編 「骨董市へ行くのだ!」

今日は土曜日。ああ、今週は本当に忙しかったなあ。これから来月にかけて、仕事は一年の山場!を迎えることになるのですが、がんばらなきゃあ。 さて、某神社では、月一回骨董市が開催されます。私もそれほど熱心に通ってるわけじゃないけど、ヒマなときは足…

日本 大日本蚕糸会三等有功章

カイコというのはスゴイ虫で、私は学生時代実習でカイコ幼虫の解剖とスケッチをやらされたことがあるが、全身に絹糸腺という糸を作り出すための器官が発達しまくっていて、教授いわく「糸を吐くための怪物」とのことであったが、まさにそれを実感したものだ…

アルバニア オリンピック委員会バッジ

先日、「なかなかブログの訪問者が増えなくってねえ、どうしたもんだか」と友人に話したところ、「えっ、あのブログ、訪問者を増やしたいの? 本当?」と驚かれたことに驚きました。(笑) えー、そりゃそうですよ。せっかく書いてるんだから、やっぱりそれ…

ブルガリア 1,2,3級母親英雄勲章

えー、あんまりネタがないので、先に紹介したブルガリアの母親英雄勲章、1,2,3級を一挙に紹介。 右から1,2,3級の順。 1級は全体が金色だが、2,3級はともに銀色。ただし、下の七宝の色が水色と緑である点が違う。まああんまり違いはハッキリし…

アルバニア スカンデルベグバッジ

ライブドア事件の騒動はまだ続く・・・しかし、経済事件というより、これじゃまるでワイドショーネタだね。いずれにせよあんまり美しい話じゃないなあ。 じゃあ、アルバニアの話を続けよう(笑)。 アルバニア国旗は、けっこういいと思う。デザインだけじゃ…

アルバニア 勇敢行動勲章

仕事から帰ってきてみてビックリ。証券取締法違反で、ライブドアの堀江社長逮捕のニュース。 ニュースはこればっかりだ。しばらくはこの騒ぎも続くんだろうな。球団買収、選挙戦、年末には流行語大賞なんてやってたばかりというのに、今や拘置所の中だ。なん…

中国 毛沢東バッジの金型

土曜日は久しぶりに雪が降って積もった。外を見ると、おお、近所のガキどもも雪だるま作りに励んでおるわ。 こんなときは車の往来自体も減るのだが、なにより雪が音を吸収するのでとても静か。そして、しんしんと降り続ける雪。たまにはいいものだなー。 今…

イギリス 救世軍バッジ

もうひとつ救世軍モノを。 これも女性兵士を描いた別のバッジ。 ほほえみの中に女性の優しさと強さが表されているようだ。なにかの活動記念に作られたものか。

イギリス 救世軍バッジ

救世軍は、ちょっと不思議な嗜好のようにも思えるが、とにかくなんでもかんでも軍事用語が頻出!なのだ。信者だって、この世界じゃ「兵士」と呼ばれる。教区は「小隊」。全世界の救世軍団体「万国本営」のトップに立つのは「大将」。すべてこんな調子だ。 そ…

イギリス 救世軍バッジ

アジアモノが続いたので、目先を変えてヨーロッパへ。 以前ちょっと救世軍バッジを紹介したが、その他にもたくさんあるので紹介したい。 はためく8つの角を持つ星印の軍旗(救世軍の旗のことをこう呼ぶ)、グレーの軍服(救世軍制服をこう呼ぶ)に身を包ん…

北朝鮮 金正日バッジ

北朝鮮の最高指導者、金正日が中国を訪問し、今日北京から帰国したという。9日間に及ぶ中国訪問は、これまでの最長だそうだ。 訪中の目的は、ニュースで報じられているように、アメリカによる経済制裁の対応協議と、中国の改革開放の状況視察らしい。 まあ…

中国 94軍121師団徽章

昨日に引き続き、中国(中華民国)の徽章を紹介しよう。 なんの変哲もない小型の徽章だが、時代の雰囲気がよく現われていて好ましい。 34年というのは、もちろん中華民国34年、つまり1945年のことだ。「94A」は第94軍、「121D」は121師…

中国 山東省臨清県政府徽章

最近、共産主義関係バッジだけだったので少し口直しを。 年末中国で入手したばかりの、中華民国のバッジです。 「山東省臨清県政府」と周囲に赤地で記されています。「県政府」という表現はなんだか大げさに聞こえるが、直訳すれば「Prefectural government…

中国景徳鎮製 スターリンバッジ

今日は実に暖かかった。 天気もよくて、あー春が来るってのはこういう快感を味わえることなのだと思ったくらいだ。休日はうちでゴロゴロしていることの多いナマケモノな私だが、こんな日は外に出なきゃ。 というわけで、出かけてきたのが東京目黒区の庭園美…

ポーランド製? スターリンバッジ

スタ様ネタ、もうちょっと引っ張ります。 私はスターリンバッジも当然たくさん持っているのだが(自慢)、昨日ごそごそ探してたらけっこういいのがあるじゃねえか、と思ったのがこれ。 裏面の刻印から、すくなくともロシア語ではない。以前そっちのほうに詳…

中国製 スターリンバッジ

今日のニュースで目を引いたのはこれ。共同通信による。 「旧ソ連の独裁者で1953年に死亡したスターリンの死因について、ロシアの歴史研究者がこのほど、機密の医療日誌などから毒殺説が確認されたとの記事を週刊紙「論拠と事実」に公表した。記事は当時…

ソ連 2級母親栄誉勲章

モンゴル、ブルガリアと紹介してきたが、その元になったソ連のは・・・と思ってたら、大昔に買ったのを思い出して、探したら出てきた。いやあ、これ懐かしいなあ。 ソ連の2級母親栄誉勲章。当時はまだモノを見るレベルが低かったので、なぜかリボンの部分が…

中国製? 金正日のニセモノバッジ

北朝鮮の金正日総書記が、中国へ秘密裏に入国しているらしい。北京に入ったとも、上海に行ったとも、はたまたロシアに向かったとも、さまざまな憶測が入り乱れているようだ。 アメリカが北朝鮮によるドル偽札づくりに怒ったアメリカは、北朝鮮に対する経済制…

ブルガリア 1級母親栄誉勲章

モンゴルに続いて、ブルガリアの母親栄誉勲章を紹介する。 全体に刻印があまくて、んー、正直言ってあんまりいいデキじゃないなー。なんだか全体にボヤッとした感じで。 後ろにいるふたりが両親であるらしい。右側の父親の格好を見ると、どうやら労働者の家…

モンゴル 1級母親栄誉勲章

今日は成人の日で、おかげで私も仕事が休みなんだが、せっかくなのでそれにちなんだバッジを・・・と思ったが適当なのがない。 ニュースを改めて読んでみると、今年の新成人は143万人、総人口に占める割合は、過去最低の1.12%。といっても、長い目で…

番外編 「ビッグサイトでバッジを見つけろ!」

正月休みが終わったと思ったら、また3連休に入ってしまいました。おかげで、なかなかお正月モードから抜けられません。 この3連休どうしてすごそうかなあと思っていたら、インターネットで見つけたのが「骨董ジャンボリー」というイベントでした。東京ビッ…

日本 日中両国人民戦闘的友誼万歳

中国買い付け旅行から帰国してもう1週間が経とうというのに、部屋の中、まだ片付かない。パソコンラックの周辺も、テーブルの上、枕元、それぞれに収穫物に占領されている。 おかげで、部屋に戻ってくるたび、宝の山に囲まれているような喜びを感じるのだ。…

中国 清華大学井岡山兵団の毛沢東バッジ

思わず、ええーっ!とビックリ仰天の記事。 あの姚文元(ようぶんげん)が、死んだという。 74歳だというから、不思議じゃないんだが・・・ああ、ついに。 中国の新華社通信によると、2005年12月23日に病死。晩年は糖尿病を患っていたそうだ。 こ…

中国 首都衛士記念章

うう、今夜も冷える。 でも、こんな夜は茶が美味い。今夜は鉄観音茶をすすっているところです。なんという香り。嚥下したあとも、不思議な甘みがなぜかふんわり口の中に残って、えも言われぬ風味が鼻に立ち上って、ああすばらしい。 さて、先日、小さなニュ…

蒙古連合政府 犬牌(犬の登録メダル)

ああ、茶がうまい・・・ 先日行った北京で中国茶を色々買ってきたのです。実は中国行くたび、いつも買ってくるのは茶とバッジ。冬の夜、財宝(注:バッジのことだ)に囲まれながらそれをズルズルとすするこのひととき。今夜の一杯は菊花茶。安い茶ですが、氷…

番外編・「バッジコレクター、中国を行く」(上海編)

北京滞在は実質3日程度だったのですが、実は1日目の夜、すでになんだか体調不良を覚えました。熱っぽい感じではないのですが、少し頭痛があったのです。こういう体験は初めてではなく、寒さのせいで体調が少し崩れたと思われました。もっとも頭痛といって…

番外編・「バッジコレクター、中国を行く」(北京編・後)

バッジコレクション事情は、だいたいすでに述べたとおり。 いよいよ今回の旅について語ることにいたしましょう。 さて中国。今回は6泊7日の日程で、はじめの訪問地は北京。 出発に当たって、いつも気にすることが何点かあるのですが、まず気になるのが円相…