2006-11-01から1ヶ月間の記事一覧
私はバッジ収集家なので、たくさんいろんなバッジを持っている。古いモノや新しいモノ、稀少なモノやありふれたモノ。 しかし、どんな逸品名品美品であろうと、それらはすべては「死んだ」モノたちに過ぎない。抜け殻なのである。 これらのモノを作せた依頼…
昨日の続き。職員証章とセットで買ったのがこの帽章だ。 「郵」の字をシンボルカラーの緑で描いたシンプルなもの。中央が大きく盛り上がり、かなり堂々とした帽章である。 そういえば日本の郵便局にシンボルカラーは赤ですね・・・理由があるのか知らないが。
コレクターを自認する人は、「コレは何がなんでも手に入れねば!」という場面に、生きていれば必ず遭遇する。必ず、だ。 「何がなんでも」といっても程度は色々あるだろうし、そんな場面にしょっちゅう遭遇する人も、数年に一度しか出会わないという人もある…
アメリカを擬人化したシンボル、アンクル・サム。「I WANT YOU」と見る人に指を突きつける、第一次大戦時の募兵ポスターはあまりにも有名だ。 このおじさんの起源は諸説あるようだが、通説は次の通り。 第二次独立戦争(1812)の時、ニューヨーク州に、サミ…
今日は、モノは民国時代のモノだが、文革ネタ。 ところで、中国の文化大革命について語ろうとして、いったいどこから話し始めていいか考えてしまうときが多い。 このバッジは、「冀察綏平津五省市 党務指導専員弁事所」とあって、具体的にはよくわからないけ…
とにかくフリーメーソン関係バッジというのは、メチャクチャ数が多くて、その組織の広がりをバッジの数と種類の多さからもうかがい知れるというものだ。いやもう、それはきりがないほど。 このバッジは「1919 ROYAL MASONIC INST. FOR GIRLS」とあるので、ま…
学校バッジというのは、日本のバッジの中では確実に大きな位置を占めるだろう。制服とともに、学生は必ずバッジをつけることを義務づけられるからである。 そのため、ノミの市などでバッジを漁っていると最も多く見るのが学校バッジである。もっとも、あまり…
北海道佐呂間町での竜巻被害にはちょっと驚いた。私は気象関係の災害にはなんだか割と敏感な方で、台風や地震やこういう災害が発生するたび、被害者もさることながら被害の情報収集や復旧活動などに従事する人はさぞ大変だろうなあと思ってしまう。 この竜巻…
不思議なことに、個性豊かな秘密結社の多いアメリカ。・・・もっとも最近ではどの組織も全体に低調傾向にあるそうで、現代文明の宿命として当然のことかもしれないが残念な気もする。 稀少な野生生物の絶滅に、なんだか寂しい気分がするのに似て。 今やアメ…
これもアメリカの秘密結社バッジ。繰り返すが、秘密結社といっても反社会的犯罪組織などではないのでお間違えなく。 「The Knights of Pythias(ピティアスの騎士)」。 オッド・フェローズやフリーメーソンがヨーロッパに起源を持つのに対し、こちらは純ア…
これも村上隆キャラ・カンバッジシリーズのひとつ。 しばらく前、このキャラを巡っては、子供服メーカー「ナルミヤ」の「マウス君」が著作権侵害で訴えられ、裁判所の勧告で和解に至ったという訴訟があった。 もっとも、この「DOB君」自体がミッキーマウ…
hillsidecnx さんのところで、1939年ベトナムの華僑救国総会製の蒋介石バッジを拝見しました。 それにちなんで、私も同種のバッジをご紹介。 「安省救国総会七七抗建五周年献金章」である。 一見すると中国とイギリス国旗の組み合わせに見えるが、書いて…
コレクションというのは不思議なもので、どんなに数が増えようと、ひとつひとつ、手に入れたときのことをけっこう覚えているものだ。記憶力の悪い私でさえそうなんだから。 画像は、1952年の山西省臨晋県の労働模範代表大会の記念メダル。まだ中国に行き…
リボンに3本のラインがあることから、おそらく3級のメダルと思われるが詳細は不明。 何度も何度も書いていることだが、・・・・なんというか、いかにもアルバニアらしいな~というメダルである。 いや、このメダルのやる気のなさは、他のアルバニアモノを…
今やすっかり世界遺産ブーム。なんだかしょっちゅう世界遺産番組をやっている気がする。単なる観光資源という軽薄なモノじゃなく、その価値を国際機関が認めているというところにアリガタミがあるような気がするがどうか。 気がつけば、日本の世界遺産も13…
六本木ヒルズの街開きは2003年の4月、今から3年半前のこと。 えーと、でも全然関心がなかった私はほとんど覚えてないが、当時はすごい人出らしかった。少なくとものちに悲惨な自動回転ドア事故が起こることなど、誰も予想できなかったのであった。 初…
あんまり資料がなくてよくわからないのだが、ブルガリアのファシスト軍事組織「クブラート(Kubrat)」のバッジと思われる。おそらく1940年頃の作。裏面にも「K」のイニシャルが描かれている。 なんだか曰くありげなバッジだなあと思っていたのが、正体…
秋は叙勲のシーズン。政府は今日文化の日、受章者4028人(うち女性336人)が発表発表された。 しかし、どうも私にとっては未だに新しい叙勲制度がなかなかなじみにくい。 平成12年9月、政府は栄典制度のあり方に関する懇談会を発足させたのである…
以前、「Modern Woodmen of America」という組織について、私はすっかりアメリカの林業関係者の労働組合だろうと思っていたのが、実は林業にはなんの関係もない、一種の秘密結社だと知って驚いたことについて書いたことがある。 この「Woodmen of the World…