2008-02-01から1ヶ月間の記事一覧
一般に「議員バッジ」といえば、「なんだか偉そうなバッジ」と思われていて、まあそれはそのとおりだが、実態は様々である。 ビロード地のザブトン付きバッジをイメージする人も多いが、その辺は組織や時代によって変化するので、一概には言えない。 すでに…
後半一気に読み終えてしまった「中国的天空 上―沈黙の航空戦史」(中山雅洋著、大日本絵画)。はやく下巻が出ないものかと待ち遠しい。 日中戦争における空の戦いを、日中双方の史料と証言から再現していく著者の努力は、スゴイの一語に尽きる。だが、その著…
「中国的天空 上―沈黙の航空戦史」(中山雅洋著、大日本絵画)がおもしろい。知られざる中国の航空史を描いた本で、著者の飛行機マニアっぷりが伝わってくる入魂の一冊だ。宮崎駿も推薦の書。 このところ、毎晩少しずつ読み進めているのだが、中華民国の幕開…
関東地方を北にくだって、真っ平らな関東平野もようやく終わりを告げるかのようにハッキリと山なみが近づいてくると、もうそこは北関東地方と呼ばれる地域だ。車窓から外を眺めれば、そこここに散在する桑畑を見ることができる。今も残る桑畑の姿が、かつて…
いよいよ台湾の総統選挙が近づいている。地方選挙で躍進を遂げた中国国民党と、現与党である民進党との対決が注目される。8年ぶりに国民党総裁が誕生するか、民進党が守りきるか。今のところ、力は伯仲しているようだ。 それにしても、なかなか国民党も強さ…
キューバのカストロ議長が、ついに引退表明を行った。 革命の闘士もいまや81歳。今も公の場では軍服姿を貫き通す彼だが、軍服姿もだんだん痛ましさが漂い始めてきたといっても、まあ人間だものしかたない。 健康状態も悪化しているようで、たびたび公の場…
昨日17日、コソボ自治州がセルビアからの独立宣言を行ったことで、ヨーロッパを中心に大きな波紋が起きている。 支持か反対か・・・同種の問題を抱える国はこうした動きが波及するのを懸念して、コソボ独立に反対を表明。一方、EU主要国やアメリカ、そして…
肖像バッジの話を続ける。 画像のバッジは、やっぱりなにも文字がないが、正体が判明しているもので、モンゴル人民革命党の指導者ツェデンバルのバッジである。 某サイトで、このバッジが金日成バッジと紹介されていたことがあって驚いたが、確かにまあ雰囲…
このマイナーにして些細なブログを見に来ている人は、正直私の知り合いが大半なんじゃないかと思ってるんだが(笑)、知り合いの皆さんもそうでない方もどうもご覧いただきありがとうございます。 なんのかんのと結局2年半以上も続いてきたのは、皆さんのお…
私は肖像の入った政治運動関係のバッジが好きなので何となく集めているのだが、困ったことに何もヒントとなる文字が書かれていないと、いったい誰なのか分からないことも多々ある。 なんの説明もナシに、外国の政治指導者のバッジがあっとして、それが誰か分…
以前、武徳会のバッジを紹介したことがあったが、これはその功労章、三等である。 近代日本において、武芸の振興を図った武徳会。会の規模を反映してか、バッジは非常に多い。そして、功労章もあちこちでたまに見かけることができる。 その昔、私が初めてこ…
先日、校章サイトを運営されているkousyouota さんからコメントいただいた。校章(バッジ)もなかなか奥の深い世界である。なんといっても、みんなかつてはどこかしらの学校のバッジをつけていたわけで、自分の学校でなくても、有名校のバッジなど、見ている…
モンゴルのメダルに続いて、こちらもモンゴル。ま、中国のカテゴリにしようかどうか迷うところでもあるけれど。 このバッジに描かれた、見慣れない旗。知らない人も多いだろうけど、1939年に現中国の内蒙古に日本のバックアップで成立した「蒙古連合自治政府…
コレクション整理をしていたら、たくさんのモンゴルバッジに目がとまった。うーん、改めて見ると、けっこういいものがあるなあ・・・ ということで今日は一転、モンゴルモノを。 もう70年近く昔の話だが、1939年、モンゴルの地で、日本・満州軍とモンゴル・ソ…