徽章はバッジにしてピン

世界の徽章文化を考察するブログ。というか、バッジが大好き。コレクションを紹介したり、バッジに関する情報を考察したり。実用性皆無、実生活への寄与度ゼロ保障のブログです。

2010-04-01から1ヶ月間の記事一覧

日本 立命館大学「禁衛隊」徽章

その昔、骨董市でこの徽章を初めて見たときは、正体が分からなかった。それでも分からないなりに、なんとも言えないインパクトに惹かれて値段を聞くと、意外なほどの高い値段を言われた。冗談じゃない、と買う気も失せたのだが、その後、この徽章の正体を知…

日本 大学野球早慶戦「天覧」試合記念メダル(1929)

私はバッジやメダルのコレクターだが、何でもいいかというとそういうワケじゃなく、今のところあまりスポーツ関係には関心を持っていない。スポーツ関係バッジ・メダルは非常に多いのだが・・・ が、スポーツモノの中にもなかなか名品があるので、そういうモノ…

エスペラント 第53回(1968)世界大会バッジ スペイン(マドリード)

久々にエスペラントバッジを取り上げる。 割と最近手に入ったもので、1968年に開催された第53回大会のもの。開催地はスペインのマドリード。 おもしろいのはデザインで、描かれている2人の騎士は、は言うまでもなく「ドン・キホーテ」であろう。 愛馬ロシナ…

中国 「清共」腕章

アンチ・コミュニスト関係でもうひとつ。こちらも中国だが、国民党がまだ台湾に逃れる前の中華民国時代である。時代はよく分からないが、第二次国共合作(1937年)以前のものではないかと思っている。 それもずばり「清共」と書かれている。日本人の感覚では…

台湾 中国青年反共救国団の胸章(1955年)

日中戦争時代、中国青年の政治的組織として成立した「三民主義青年団」。この組織の指導者として頭角を現していったのが蒋介石の長男、蒋経国であった。この組織は中国国民党の青年組織として組み込まれていくのだが、中国共産党の共産主義青年団(ソ連のコ…

北朝鮮 国松長官狙撃事件の遺留品「朝鮮人民軍バッジ」その4

あんまりこのネタを引っ張るつもりもないのだが・・・気になる記事を見つけたのでもう一度だけ。 警察庁長官狙撃事件の現場に残された北朝鮮バッジ、やっぱり北朝鮮ウォッチャーも注目していたようだ。 先週4月1日の夕刊フジ公式サイト「zaksak」に掲載された「…

北朝鮮 国松長官狙撃事件の遺留品「朝鮮人民軍バッジ」その3

もう2度にわたって触れてきたこの件だが、警視庁の発表があったので、一応オチをつけておこう。 1995年に発生した国松警察庁長官狙撃事件については、先日15年の経過をもって時効を迎えたが、警視庁は捜査結果を昨日、ネット上に発表した。 それが、「警察…