徽章はバッジにしてピン

世界の徽章文化を考察するブログ。というか、バッジが大好き。コレクションを紹介したり、バッジに関する情報を考察したり。実用性皆無、実生活への寄与度ゼロ保障のブログです。

ポーランド エスペラント第44回世界大会バッジ

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実は、このバッジが私のファースト・エスペラントバッジ。

ずいぶん前のことになるが、初め見たときはこれがなんなのかわかなかった。
緑の星にEマーク。・・・
もしやこれはエスペラントの?と思っていたのがあとになって正解と知った。うれしかったですねえ。
わからないなりに、なんだかちょっと惹かれるものを感じた。それにしてもこの盾と剣を持つ人魚?みたいなものはなんだろう?と思った。

エスペラント辞典を引いたら、「VARSAVIO」がポーランドワルシャワのことだとわかった。そこまでわかればあとは簡単だ。「44a U.K.」は、第44回国際大会(UNIVERSALA KONGRESO)。
さらに、ワルシャワのことを調べれば、この街のシンボルが人魚だということもすぐにわかった。
エスペラントの世界大会の記念バッジには、開催地のシンボルが決まって登場する。ま、何の国際大会でも似たようなもんだろうけど。

ポーランドエスペラント創始者であるザメンホフ博士の出身国。彼の生まれたのは1859年であり、1959年はザメンホフ生誕100周年記念の年に当たる。もちろんこれは偶然ではない。1987年のエスペラント100周年記念の年もポーランドで世界大会が開催されている。

なんにせよ、私にとっては思い出深い1枚。今となってはコレクションケースがまる1段、エスペラントバッジで占められるまでになった。
最初の出会いって大切だなあ。・・・