徽章はバッジにしてピン

世界の徽章文化を考察するブログ。というか、バッジが大好き。コレクションを紹介したり、バッジに関する情報を考察したり。実用性皆無、実生活への寄与度ゼロ保障のブログです。

日本 大阪府PTA協議会

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たくさんのバッジを見ていると、オイオイそりゃないだろ、と言いたくなるようなシロモノに出会うことがある。
バッジはステイタスを示すアイテムであるため、ついつい必要以上に偉そうなバッジが採用されたりするのだろうか。客観的には、そんなバッジをつけている人は、滑稽でもあり子供っぽく未熟な志向な人間ととすら見えてしまうのだが。・・・慣れというものは恐ろしいもので、組織の中にいる当の本人はつい無感覚になりがちなものだ。たぶん。

日本において権威的なバッジの代表であり、その頂点を占めるのは、国会議員のバッジだといっていいだろう。少なくとも世間的にはそのようにイメージされていると思う。
だから、バッジに権威性を求めると、どうしても議員バッジ風なものが誕生してしまう。もちろん、あまりにそっくりなものでは問題なので、いろいろと工夫を凝らしてみるわけだが、どだいが菊の花形のバッジをしているのではあまり変化の出しようもない。

今日のバッジは、大阪府PTA協会のバッジだ。
・・・いやしかし、どうしてこういうバッジを作ってしまうのかなあ。ほとんどナゾである。PTA組織ですよこれ。

16葉の菊花紋に「P.T.A. 大阪府」の文字。画像でみるとちょっと安っぽい感じもするが、実際に手に取ると厚味のある純銀製で、小さいながらズッシリとした重量感がある。
しかも金メッキではなく金張り(金箔の圧着。金メッキよりも金の厚味があるので剥がれたりしにくい。当然より高価)。

大阪のPTA協議会ってのがどれほどのものか知らないけど・・・「名前負け」ならぬ、「バッジ負け」じゃないかって言いたくもなるのだ。まあ好きにすればよいのだけど。