徽章はバッジにしてピン

世界の徽章文化を考察するブログ。というか、バッジが大好き。コレクションを紹介したり、バッジに関する情報を考察したり。実用性皆無、実生活への寄与度ゼロ保障のブログです。

日本 剣道部寒稽古記念メダル(昭和3年)

イメージ 1

引っ越し後の整理もおおかた片付いたところ。これで平和な正月を迎えられそうだ。

ここ数日は、暖冬傾向といいながらも寒さは厳しく、外仕事が多かったので今週は大変に疲れた。
そこで思い出したのがこのメダル。
竜虎相打つ」意匠で、金色の虎と銀色の龍が戦っている図である。背景には深山と滝、全体の形は日本刀の鍔である。なんのメダルかというと、「剣道部 寒稽古 2588」と裏面にある。
皇紀2588年=昭和3年=西暦1928年。昔のメダルはリッパだったのだ。
どこの剣道部だったのか知るよしもないが、精神修養もかねて、厳寒期の激しい稽古に参加者は耐えねばならなかったのであろう。

ただの稽古の参加メダルにしては必要以上に立派すぎる気もするが、昔のメダルってのはまあこんなものだ。今でも作れないことはないと思うが、かなり大変のはずだ。

あ、そういえば来年の干支はトラだったっけ・・・。