徽章はバッジにしてピン

世界の徽章文化を考察するブログ。というか、バッジが大好き。コレクションを紹介したり、バッジに関する情報を考察したり。実用性皆無、実生活への寄与度ゼロ保障のブログです。

オーストリア 1936年エスペラント世界大会バッジ(ウィーン)

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いきなりわたくしごとで恐縮ですが・・・実は、みなさんもすでによくご存じのとおり(笑)、2007年のエスペラント世界大会は、横浜で開催されます。で、JEI(日本エスペラント学会)のサイトではシンボルマークを募集していたのです。
エスペラントというのは1887年に誕生したので、2007年の横浜世界大会は、世界大会としては92回目ですが、誕生から120周年という記念の年に当たります。なお、過去日本で開催された世界大会は1965年(東京)のみ。

これは!と思った私は応募しましたとも。内心、「賞金 金三万円」ってどうよ?とも一瞬思いましたが、ゼニカネの問題じゃねえんだよ!名誉です、名誉!

締め切りは先月11月30日。個人的にはがんばったつもりです。3点候補作を作り、そのうちひとつを応募(1人当たり1点限定)。さらに締め切りが迫っていたので、一応速達で出したほどです。
でも、せっかくがんばって作ったシンボルですが、今改めて見ても情けないヘボ作品。こりゃダメだろうなあ・・・。

そう思っていたところですが、昨日、「エスペラント世界大会(横浜)国内準備委員会」から作品の受領通知が届きましたよ!意外に丁寧な対応ですね。
通知によると、105点の応募があった由。2006年2月末までに採用作品がサイト(http://www.k4.dion.ne.jp/~uk2007/)に掲載されるとのこと。

「あなた様の作品を始め傑作が多く、審査委員一同、選定に頭を悩ませそうです。」との文面が泣けます。
そんな傑作なわけがねえだろオレのヘボヘボ作品が・・・とも思いもしましたが、「行政機関の作った内容は正確なんだけどどこか冷たい感じの通知」とは違った「手作り感覚のほのぼのムード」が伝わる通知、ありがとうございました。こちらこそよろしくお願いいたします・・・

余談が過ぎました。
1987年には100周年記念、1937年には50周年が祝われました。そのバッジを紹介したかったんですがちょうど手元にない。しかたないので、ウィーンで開催された1936年の世界大会のバッジをご紹介。ウィーンの街並みと、吊り下げる小さな緑のリボンが可愛らしい一品。
けっこう小さめのバッジなんですが、すばらしく見事な浮き彫りで、こうして見ると小ささを全く感じさせません。型を作った職人の技量は、見事というほかない。

・・・つい熱く語ってしまいましたが、エスペラントなど一言も話せない私でした・・・