紅卍会は、1916年に成立したらしいのでそう古い組織ではないが、これはおそらく1930年代のものと思われる。現在の日本にも支部があるらしい。慈善団体として、中国残留日本人の帰国事業を展開してきたという。
名称や理念などから見ても、世界赤十字運動の影響を受けたものであることは明らかだろう。
なお、このバッジだが、鎖の上についた丸い部分を胸のボタンの穴に、裏側から通してぶら下げる。こうするとこの卍印がボタンホールに覗いて出るようになっている。またバッジ本体の裏面にはピンも取り付けられている。