徽章はバッジにしてピン

世界の徽章文化を考察するブログ。というか、バッジが大好き。コレクションを紹介したり、バッジに関する情報を考察したり。実用性皆無、実生活への寄与度ゼロ保障のブログです。

ソ連 2級母親栄誉勲章

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モンゴル、ブルガリアと紹介してきたが、その元になったソ連のは・・・と思ってたら、大昔に買ったのを思い出して、探したら出てきた。いやあ、これ懐かしいなあ。

ソ連の2級母親栄誉勲章。当時はまだモノを見るレベルが低かったので、なぜかリボンの部分が3級につけ替えられているのだが、そうとは知らなかった。
1級は9人、2級は8人、3級は7人を産んだ女性に授与される。
さらに、10人以上産むと、五角星の「母親英雄勲章」を授与され、母親英雄という称号が贈られる。

栄誉勲章は、青と白を基調とした清涼感あるデザイン。子どもを抱いた母親、バラの花。別パーツとなっている赤星と鎚鎌のシンボルはちゃんと盛り込まれているものの、バリバリの共産主義!という雰囲気はなく、優しげな雰囲気も女性が身に帯びるのにふさわしい。
銀製で、ツクリもいい。なんだかんだいって、平均してソ連の勲章はデキがいいと言わざるを得ない。

もっとも、デキがいい、というのとそのもの自体に魅力がある、ということが必ずしもイコールじゃないのだが。
この辺、ちょっと説明が難しいな・・・。