徽章はバッジにしてピン

世界の徽章文化を考察するブログ。というか、バッジが大好き。コレクションを紹介したり、バッジに関する情報を考察したり。実用性皆無、実生活への寄与度ゼロ保障のブログです。

中国製? 金正日のニセモノバッジ

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北朝鮮金正日総書記が、中国へ秘密裏に入国しているらしい。北京に入ったとも、上海に行ったとも、はたまたロシアに向かったとも、さまざまな憶測が入り乱れているようだ。

アメリカが北朝鮮によるドル偽札づくりに怒ったアメリカは、北朝鮮に対する経済制裁を実行。北朝鮮にはとっては、これが相当は痛手となったとも言われる。・・・まあ真相はよくわかんないんだけど。

金正日といえば、まあここで取り上げるのはどうせバッジ関連ネタなんだけど、こんなニセモノバッジが最近目にするようになった。これ、いろんなパターンがあります。
でもこれ、ニセモノ・・・といっていいんだろうか?
ニセモノ・ホンモノというレベルの話じゃなく、ほとんどオモチャ。まあホンモノだと勘違いする人はいないと思うが、なんでこんなものが作られているのかさっぱりわからん。出所はどうも中国のようだ。

北朝鮮については、中国はなんとか自国のリーダーシップを発揮できる絶好の機会であると共に、ホンネは「いいかげんにしろコラ」というところではないか。北朝鮮に対しては友好・歓迎の態度をとり続けているものの、その内実はけっこう冷淡。北朝鮮も、その辺はよく知りつつ、一歩引いて敬意を示している、という感じだ。

朝鮮戦争を共に戦った両国は、「血で固めた友誼」と両国の友好関係を称えるが、中国はすでに文革の政治的混乱を克服し、世界経済に大きな影響を与える大国に成長。経済成長は著しく、国民の生活レベルは向上を遂げた。そんな中国人が北朝鮮を見る目は、「屈折した優越感」。まさにこれだ。
あいつら、まだあんなことやってんのか。へへん。

ところが、中国にとって圧倒的強国であるアメリカと互角に渡り合った朝鮮戦争は、ちょっとプライドをくすぐられるようだ。あの時はすごかったんだ、と。だから、戦友の北朝鮮をないがしろにするわけにはいかない。そもそも、中国人民義勇軍は、血を流して守ったのは北朝鮮なのだから。

でも、まあいつまでつづくのかねえ、という気がする。こんなニセモノ作ってるくらいだからなあ。