徽章はバッジにしてピン

世界の徽章文化を考察するブログ。というか、バッジが大好き。コレクションを紹介したり、バッジに関する情報を考察したり。実用性皆無、実生活への寄与度ゼロ保障のブログです。

アフガニスタン オリンピックバッジ

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トリノ五輪が開幕した。
うーん、どうなのかな日本選手は。けっこう厳しいような気もするが・・・

根が夜更かしな私には、オリンピックはけっこう楽しいイベントだったりする。深夜まわり寝静まったときに、見るともなしにテレビでオリンピック観戦している気分は悪くないもんだ。

で、開幕の今日、映画「ミュンヘン」を見てきた。(笑)
スピルバーグ監督というと、「E.T.」とか、「未知との遭遇」とか、あ、最近は「宇宙戦争」もあったね・・・というくらいにしか知らないのだが(「シンドラーのリスト」は見てない)、これがあの監督の作品?!という感じ。

なんというか、スパイ映画っぽい感じもするのだが、重苦しい。でもミュンヘン事件を描いたシーンなど、ドキュメンタリー的要素もあって、見てよかったと思うので知り合いにもゼヒ勧めたい。
しかし、オリンピックシーズンのこの時期にこの映画を公開するのもすごいことだ。

さて、画像はアフガニスタン共和国のオリンピックバッジだ。
アフガニスタン・・・文明の十字路などといわれながら、この国の現代史は悲惨なことばかりだ。
今世紀に入ってから、一体何度政治体制が変わり、革命が起こり、国名が変わっただろうか。
1919年独立し王政国家となる。73年クーデターで共和制国家「アフガニスタン共和国」(国王追放)。78年、さらにクーデターで大統領処刑、「アフガニスタン民主共和国」。ソ連の軍事介入などを経て、ナジブラ大統領体制へ、87年再び「アフガニスタン共和国」。ソ連撤退と共に内戦激化、96年イスラム原理主義タリバン派が国内を掌握し、「アフガニスタン・イスラム首長国」。その後、テロリスト壊滅を目指すアメリカが軍事侵攻、現在の「アフガニスタン・イスラム共和国」となる。・・・

短い寿命だったこの国名からすると、ソウル五輪(1988)かバルセロナ五輪(1992)のものだろう。