日本チームは対アメリカ・韓国戦に破れ、もうダメだと思われたが（思うよね、普通）運も味方して決勝戦に駒を進めた。
相手はキューバ。野球を国技と自認する野球大国だ。
それにしても、今回の大会では、当初アメリカはキューバの参加を認めなかったことを忘れてはならない。最終的にはＯＫしたものの、スポーツにまで持ち込むこうした陰険なやり方が、アメリカの評判を著しく低下させていることを、もっとアメリカには認識してもらいたいもんだなあ。
結果から言えば１０－６で日本が大勝。初代チャンピオンの座に輝いた。勝ったのもうれしいが、いい試合だったなあ！あんまり野球にはさほど熱心でない私もおもしろかった。
まあオリンピックからも閉め出された野球だから、世界的な人気高揚のためにも、今回見られた非常に数多くの問題点を改善して、魅力ある大会に育ててもらいたいものだ。
では、キューバつながりでホセ・マルティのバッジを紹介しよう。
キューバの独立革命家ホセ・マルティ。１９５３年の生誕百周年を記念したバッジだ。
マルティは文学者ながら、愛国独立運動に参加。その人生は、スペインとの闘争に明け暮れた。１８９５年、スペイン軍の銃弾に倒れた。享年４２歳。彼の遺体をスペイン軍から取り返すため、革命軍は戦闘を繰り広げたというからすさまじい。
今もホセ・マルティはキューバでは独立の英雄として、その作品と共に有名である。
