ラテンアメリカ
連日熱戦続くリオデジャネイロオリンピック。 日本勢の活躍もあって、俄然、盛り上がってきたように感じる。テレビも新聞も、こればっかりだ。これが東京開催だったら、果たしてどんなことになるやら。楽しみのような、心配なような・・・。 さて、昨日はリオデ…
直前までは今年がオリンピックイヤーであることなどほとんど感じられなかったが、始まれば始まったでテレビはすっかりリオデジャネイロオリンピック一色。私もテレビ観戦を楽しませてもらっている。しかし時差12時間はちょっとタイミング的にはよくないな…
白紙撤回が決まった東京オリンピックエンブレム問題。もっとも、再公募をどうするか、佐野エンブレム事件の二の足を踏まないようにするにはどうしたらよいか課題は尽きないようだ。 来年開催されるリオデジャネイロオリンピックのエンブレムでも、実は同様の…
東京、シカゴ、マドリード、リオデジャネイロ。最終的に4都市が競った2016年のオリンピック招致合戦は、リオデジャネイロが勝利を納めた。7年後には、ついに南米大陸初のオリンピックが開催されることになる。 実は私にとって、この結果は意外だった。本命…
肖像の入ったバッジは、顔だけでしか判断できないので、文字情報がない未知の人物の場合、その特定はかなり困難だ。 では、こんなバッジはどうだろう? 今日の一枚は、国土らしいものと共産主義の槌鎌が描かれているバッジだ。そして、周囲は左側が歯車?、…
あんまりネタがないので、久しぶりに「世界の共産党」バッジでも取り上げようか。それも、いっそマイナーな・・・ そんな私の目についたのがこれ、チリ共産党のバッジ。実をいうとこのバッジは私の手元に来てから長い間どこのコミュニスト・パーティーなのかわ…
引っ越しに当たって、実家に多くのコレクションを置いてこざるを得なかった私。残念だが仕方ない。だから、たまに帰ったときは置いてきた荷物をあれこれと見て、めぼしいモノをサルベージしてきている。 私のようなコレクターって多いんじゃないかなあと思う…
今日、映画「チェ 28歳の革命」を見てきた。思いのほかドキュメンタリータッチの映画で、ある程度の予備知識がない人にはちょっと厳しいかなーと思いながら見ていたが、ゲバラの伝記的映画としてはよくできているのではないかと思う。映画館、観客がけっこ…
キューバのカストロ議長が、ついに引退表明を行った。 革命の闘士もいまや81歳。今も公の場では軍服姿を貫き通す彼だが、軍服姿もだんだん痛ましさが漂い始めてきたといっても、まあ人間だものしかたない。 健康状態も悪化しているようで、たびたび公の場…
南米のバッジというのはあんまりもっていないのだが、肖像バッジの好きな私にとって興味深い対象がこのエビータバッジである。これについてはずいぶん前にひとつ紹介したことがある。 エビータバッジはけっこうたくさん種類があるようなのだが、とても変わっ…
軍事独裁政権下で一握りの特権階級の土地の独占に不満を持つ国民との間で、70年代衝突が勃発する。ひたすら武力鎮圧で臨む独裁政権に対して反政府勢力が結成、内戦へと突入した。この反政府勢力がFMLN(ファラブンド・マルティ)民族解放戦線である。 …
今やすっかり世界遺産ブーム。なんだかしょっちゅう世界遺産番組をやっている気がする。単なる観光資源という軽薄なモノじゃなく、その価値を国際機関が認めているというところにアリガタミがあるような気がするがどうか。 気がつけば、日本の世界遺産も13…
いや~すっかり見てしまいました、WBC(ワールド・ベースボール・クラシック)の決勝戦。 日本チームは対アメリカ・韓国戦に破れ、もうダメだと思われたが(思うよね、普通)運も味方して決勝戦に駒を進めた。 相手はキューバ。野球を国技と自認する野球…
アルゼンチンで、いや南米で最も有名な女性と言ったらこの人じゃないだろうか。 エビータ・ペロン(本名エバ・ペロン)。映画やミュージカルのテーマに描かれた有名人だ。 1939年、田舎の貧しい家庭に生まれながら、持ち前の美貌を生かして女優を目指し…
キューバまで来たので、今度は南米のバッジを紹介しよう。 「ANO DEL LIBERTAOR GENERAL SAN MALTIN 1950」・・・解放者サン・マルティン将軍、という意味になるだろうか。マルティン将軍が亡くなったのが1850年だから、その100周年記念バッジか マル…
キューバシリーズはとりあえず今日まで。今回はもう少し古いバッジを紹介する。 中華民国国旗「青天白日満地紅旗」がたなびくバッジは、これも実はキューバのバッジである。旗の周囲には、「1937 1945 VICTORIA 抗戦勝利」の文字が見える。 …
まだ続きます、キューバシリーズ。 これも大統領の選挙キャンペーンか何かのバッジと思われるが、バティスタの肖像バッジ。やや太った丸顔にオールバック。精力的な顔立ちが印象的な人物だ(このバッジの肖像はあんまり太っては見えない)。 余談だが、80…
さて、キューバのバッジも、ホセ・マルティ→チェ・ゲバラ→フィデル・カストロ・・・ と続いてきた。で、今日は誰かというと、カストロやゲバラ達に打倒された、フルヘンシオ・バティスタ大統領のキャンペーンバッジである。 実は、長い間、このバッジに描か…
ゲバラまできたら、やはりこの人を紹介しないわけにはいかない。フィデル・カストロ国家評議会議長。 若くして革命に準じたゲバラに比べ、国際的人気度は劣るかもしれないが、中南米戦後史は、カストロの存在なくして語れない。 1959年、ゲバラらととも…
中米に飛んだついでに、次はキューバのバッジでも紹介しよう。 キューバ建国の父、ホセ・マルティ(1853~1895)のバッジ。 恐らく生誕100周年記念(1953年)バッジと思われる。 現在でも国家の英雄であり、ハバナの国際空港にも「ホセ・マルティ国際…