2025-01-01から1年間の記事一覧
ひとのみち教団バッジ 1.2mm程度のシンプルで小さなバッジ。中央が赤い七宝で彩色されており、たぶん日の丸なのだろう。 裏面を見ると、「ちみのこと」の文字。あれ?これ右書きか。とすると、「ことのみち」。響きからして新興宗教っぽい。しかし、調べても…
「日中国交回復」パンダバッジ 和歌山県白浜町「アドベンチャーワールド」のジャイアントパンダ4頭が中国に返還され、和歌山県からパンダはついにいなくなった。同施設では一時期最大で9頭のパンダを飼育していた時期もある。中国以外では最もパンダを多く…
世界都市博覧会「東京大使」バッジ 現在開催中の大阪関西万博は、夏休みシーズンを迎えて活況を呈しているようだ。黒字化も確実視されているという。 これまで日本で開催された万博は、1970年大阪万博(大阪府)、2005年の愛・地球博(愛知県)そして現在の2…
今回は番外編だ。 映画などの映像作品を見ていると、架空の徽章が登場することがある。実は、これまでこのブログで「架空バッジ」を取り上げようと思ったこともあったが、考察のしようもあまりないので、何度か断念したことがある。 主人公マチュがつけてい…
第五回内国勧業博覧会観覧紀念章(明治36年) 2025年日本国際博覧会(略称「大阪・関西万博」)が開幕してから2か月あまり。開幕前の批判もとりあえず、今では連日来場者でにぎわっているそうである。 今から約120年前に開催されたのが第五回内国勧業博覧会…
東京勧業博覧会バッジ(明治40年、1907年) 関西大阪万博が開幕してもうすぐ1か月を迎える。当初の不評はどこへやら、開幕すればなんだかんだで盛り上がっているように見える。個人的に行く気には全くならないのだけど。 さて、日本での万国博覧会の初開催は…
第25回日本エスペラント大会バッジ(1937年) このブログでは、これまで世界各地で製作されたエスペラント関連バッジを多数紹介してきたが、今回は日本のエスペラントバッジである。 鮮やかな緑の星は、エスペラントのシンボル。 書かれているのはもちろんエ…
1908年米艦隊歓迎バッジ 画像のバッジは、だいぶ前に入手したもので、あまり気に留めていなかったが、最近youtubeで軍事歴史ライターの「宮永忠将のミリタリー放談」を視聴して、ふと思い出した。このバッジは、1908年に日本に寄港したアメリカ艦隊「グレイ…
公式「ミャクミャク」バッジ 大阪・関西万博、正式名称は2025年日本国際博覧会が、今日開幕した。 ここに来るまで、どれだけのトラブルと混乱があったか。思えばそれらのトラブルのそもそもの原因は「立地」の制約に尽きるだろう。人工島である夢洲における…
上九一色村功労章 オウム真理教による1995年の地下鉄サリン事件の発生から今日は30年目ということで、ニュースでは当時の映像が流れた。 教団の拠点があった山梨県上九一色村で、教団施設の「サティアン」に、1995年3月の事件直後には、警察や機動隊が強制捜…
夕張市 市政功労章 「夕張市表彰規則」(昭和47年4月1日 規則第8号、平成20年2月1日施行)では、「第2条 表彰は、功労表彰及び善行表彰の2種とする。」とされていて、「市政功労」という名称は現在はない。平成20年より前にあった名称が、変更されたのかもし…
日本変態心理学会会友章 髑髏がおどろおどろしく描かれたバッジ。人間の頭蓋骨というより、なんとなく「風の谷のナウシカ」に出てくる巨神兵を思わせる。殊更に不気味さが強調されている。 何のバッジ化と裏面をひっくり返すと、日本変態心理学会会友章とあ…
昨年のスポーツ界での最大イベントであったパリオリンピック。 このメダル品質に重大な問題があることは、開幕中から発覚していた。 badge-culture.hatenablog.com どうやら、メダル表面に施された塗膜に問題があったらしく、変色、錆が発生、画像の通りの状…
大日本国家社会党労働委員会之章 戦前のプロレタリア政党バッジについてこれまで何点か紹介してきたが、同時期の右翼系政党について紹介しよう。 国家社会主義、というとナチスが有名だが、日本にもこれに影響を受けた団体が存在した。日本では、北一輝をは…
韓国大統領表彰のメダル 年間に突如起こった韓国の尹錫悦(ユン・ソンニョル)大統領をめぐる騒動が一体なんなのか、本当に理解に苦しむ。12月3日に尹大統領が戒厳令宣布した理由がまずよくわからないのだが、結局のところ少数与党による不安定な政権運営が…