徽章はバッジにしてピン

世界の徽章文化を考察するブログ。というか、バッジが大好き。コレクションを紹介したり、バッジに関する情報を考察したり。実用性皆無、実生活への寄与度ゼロ保障のブログです。

アメリカ製 華僑総公会会員メダル

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ガラにもなく、3日連続でサッカー関連バッジを紹介してきたけどもうヤメ。慣れぬことはほどほどにしなければならない。サッカーについて語れと言われても、3秒で言葉に詰まる私。これを慣れぬことと言わずに何という。
それにしても、あそこまで惨敗するとは予想外だった。
まああと2試合は心静かに見守ろう・・・

さて、すこし本来の路線に戻ろう。
前にも紹介したが、中国ではバッジコレクターがずいぶん増えてきたようで、古い中国バッジ大好きの私には大いに脅威。・・・いや、すでに彼らに勝とうなどとは思っていない。本場にいるヤツには逆立ちしても勝てない。これが実感だ。
だが、外国人の私でも、入手条件が彼らと大して変わらない・・・いやむしろ有利にあるのが華僑関係バッジのコレクションだ。

今日紹介するのはその中のひとつで、「金山美洲中華民国総公会 会員」そして上には「CHINESE REPUBLIC ASSS' OF AMERICA」とある。金山とはサンフランシスコのこと。5色は中華民国国旗である五色旗に由来するもの。製作はアメリカのメーカー製。おそらく20年代のものだ。
メダル本体の形は、中国の勲章などに見られるパターンだが、上部の作りなどはアメリカ風。その融合した感じがおもしろい。
在米華僑も、その多くは貧困な労働者だった。それも苦難に継ぐ苦難の歴史だった。そんなことに思いを馳せると、メダルを扱う手つきも自然と丁寧になってしまうのである。