徽章はバッジにしてピン

世界の徽章文化を考察するブログ。というか、バッジが大好き。コレクションを紹介したり、バッジに関する情報を考察したり。実用性皆無、実生活への寄与度ゼロ保障のブログです。

パキスタン 偉大な指導者・ジンナーバッジ

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この夏休みに中国行きを計画している私にとっては迷惑千万なことに、航空機テロ計画が発覚した。ニュースによると、セキュリティが厳しくなったため空港は軒並み大混雑である。
ただでさえ夏休みの混雑でひどいのに!ああ、めんどくさいなあ。
私はいつも思うんだが、あんな検査で引っかかるマヌケなテロリストっているのだろうか?
航空会社や警備当局が万一の事態が起こったときのために、その言い訳としてやっているとしか思えないのだが・・・迷惑するのは利用者全員である。航空会社も原油高に加えてこの警備体制、株価がますます落ちていると言うが、悪いけどあまり同情する気になれない。

9.11テロから、もうすぐまる5年。アメリカ主導の反テロ戦争で世界は平和になったのではなかったっけ、と皮肉を言いたくもなるが、言ったところでウンザリした気分になるだけなのである。

今回の事件は、犯人グループの多くはパキスタン系で、背後にはパキスタン・コネクションがあると見られている。アルカイダの指導者、オサマ・ビンラディンアフガニスタンで消息を絶ってから、未だに行方知れずとなっているが、一説にはパキスタンに潜伏しているとされる。
パキスタン政府の意向はともかく、反アメリカ陣営の一画を占めている国である(もっともそういう国はイスラム諸国を中心に世界中に拡大の一途をたどっている感があるのだが・・・)

それはともかく、パキスタンのバッジを紹介しよう。
ムハンマド・アリ・ジンナーは、ムスリム同盟を率いて、ヒンドゥーのインドとムスリムパキスタンの区別を訴え、パキスタンを独立させることに成功した建国の父である。
痩身で鼻の高い風貌にトルコ帽風帽子を被った姿で、一目でそれと知れる。
ジンナーは、独立の翌年病死する。このことも、命と引き替えに独立を勝ち取った英雄として尊敬を集めるようそのひとつになっているかも知れない。