徽章はバッジにしてピン

世界の徽章文化を考察するブログ。というか、バッジが大好き。コレクションを紹介したり、バッジに関する情報を考察したり。実用性皆無、実生活への寄与度ゼロ保障のブログです。

その他アジア

中国?インド? 中印友好バッジ

今年の年末年始は、9連休もある。といっても、長いようでいつもあっという間に終わってしまうもので、気がつけばあと残り1日か、などということになっているのも毎年のことである。そうならないように少しは有意義な過ごし方をしようなどとも思うのだが、…

マレーシア マレーシア航空バッジ

運が悪いにもほどがある、としか思えないマレーシア航空に降りかかった重大事故。 今年3月8日、マレーシア航空370便は、クアラルンプールから北京への途上、突如として消息を絶った。239人の乗客乗員とともに、今も行方不明である。行方不明になった当初は、…

台湾 中華民国十大経済建設記念章

1970年代初めの頃のこと。 中華人民共和国は、アメリカとの関係改善、日中国交正常化、国連加盟と立て続けに国際的立場を強化していった。それは、中華民国(台湾)にしてみれば、アメリカや日本などから見捨てられ、国連からも追い出されたということを意味…

ベトナム 完全勝利バッジ(1975年)

アフガニスタンにおけるアメリカ軍の対テロ戦争は早くも10年を過ぎ、ベトナム戦争を超えて最長記録を更新したという。アメリカが手を引こうにも、イラクと違って中央政府の統治というものをほとんどまともに経験してこなかったアフガンでは、新たな統治機構…

台湾 ライオンズクラブバッジ

あちこちでバッジ漁りに励んでいると、しばしば目にするのがライオンズクラブのバッジである。ライオンズクラブのバッジには、実にいろんな凝ったバッジがあるのだ。数も多く、会員数の多さが実感できる。 新しいモノばかりなので私はさっぱり関心が沸かない…

ベトナム ホーチミンバッジ

コミュニスト・カントリーではなぜか政治指導者の肖像をありがたがる傾向があって、これは洋の東西を問わない現象であると言えそうだ。不思議なことに。 そのおかげで、このブログでもこれまでさんざん紹介してきたように、彼らの肖像はバッジに数多く登場し…

カンボジア カンボジア国章バッジ

この前、久しぶりにカンボジアがニュースに出た。なになに?と思えば、タイとカンボジアの両軍が、国境未確定地域で軍事衝突を起こした、というものだった(笑)。 報道によれば、交戦の経緯は、双方とも相手方が侵入・発砲してきたので応戦した、というもの…

トルコ ケマル・アタチュルクバッジ

「トルコってのは、とにかくどこに行ってもアタチュルク、アタチュルクでね」 とはトルコ旅行に行ってきた友人の感想。確かに、地名、お札、銅像など多くのモニュメント。トルコには今もアタチュルクがあふれている。 まあ彼が現代トルコの基本路線を決めた…

ミャンマー ビルマ鉄道バッジ

ミャンマーのサイクロン被害が大変なことになっているようだ。こうした自然災害による被害は、発生の規模自体もさることながら、防災インフラの整備程度の方が、大きく影響するものだ。 日本でも、かつて阪神淡路大震災で大規模な被害が生じたが、あれが人口…

インド? 1・2・3級サイババ・メダル

ちょっと趣向を変えたモノを・・・ いつの間にか、サイババメダルの1~3級がそろってしまったので紹介しよう。 ネット上には数多くのサイババページが見られるが、驚くのはこの人、若い頃からずっとこんな髪型なのですねえ・・・。 日本でも、一部から今も熱烈な…

中東のバッジ? ~バッジの人物は誰?~ 回答募集中!

このマイナーにして些細なブログを見に来ている人は、正直私の知り合いが大半なんじゃないかと思ってるんだが(笑)、知り合いの皆さんもそうでない方もどうもご覧いただきありがとうございます。 なんのかんのと結局2年半以上も続いてきたのは、皆さんのお…

ビルマ よく分からないバッジ(旧国旗)

ミャンマーで反政府暴動事件が発生し、日本人ジャーナリストまで殉職する事態になったのは今年9月のこと。 そのときちょうど私はローマにいて、ミャンマーで何か事件があったらしいことはホテルのニュースで見ていたのだが、もちろんイタリア語放送なのでわ…

タイ 勲二等白象勲章

タイは王国だけに勲章の種類が豊富な国だが、最もメジャーな勲章といえば、王冠勲章とこの白象勲章だろう。外国人にもしばしば授与されるので、日本人にも比較的有名かもしれない。 個人的好みから言っても、王冠勲章はあまりおもしろみを感じないので、こっ…

ベトナム 抗戦勲章

昨日に引き続きベトナムものを。 今のところ、私が唯一持っているベトナムの勲章がこれ。1948年制定の歴史ある勲章であり、独立闘争におけるフランスや、ベトナム戦争におけるアメリカとの戦いで軍功をあげたり戦いを支援した兵士や部隊に授与された。 ベト…

ベトナム 国家防衛英雄バッジ

ベトナムというのはどういうわけか、勲章やメダル、記章類はいろいろとあることはあるのだが、よく言えば素朴、悪く言えばかなり安っぽいものが多い。大量生産されたバッジならまだしも、高位の勲章までえっこれが?と意外なくらい素朴だ(または安っぽい)…

ベトナム ホーチミン主席バッジ

引っ越しという環境変化で、更新が遅れてしまいましたが悪しからず。スローペースですが進めていきます。 さて、今回のベトナムバッジもホーチミンもの。しっかりと前方を見据えるホーチミンの顔をややアオリ気味の角度でとらえた肖像である。現在に至るまで…

ベトナム ホーチミン主席バッジ

今になってイラク戦争を回顧すると、アメリカ当局がいくら否定しようと、この戦争に悲観的な結末が待っていることを想像せざるを得ない。それはどうしてもベトナム戦争と比較してしまうからである。 さて一方、この戦争をきっかけに国土統一を成し遂げたベト…

タイ 白象勲章略章型バッジ?

今月19日、突如発生したタイ国軍のクーデター。タクシン首相の不正に非を鳴らしたこのクーデターは、国民の支持を受けているようで、それだけ首相への国民の不信と不満が高まっていたことがうかがえる。 身内や取り巻きを優遇する利益誘導体質には以前から…

パキスタン 偉大な指導者・ジンナーバッジ

この夏休みに中国行きを計画している私にとっては迷惑千万なことに、航空機テロ計画が発覚した。ニュースによると、セキュリティが厳しくなったため空港は軒並み大混雑である。 ただでさえ夏休みの混雑でひどいのに!ああ、めんどくさいなあ。 私はいつも思…

インド? 3級?サイババ・メダル

ついでなので、引き続きサイババグッズ。 こちらはサイババのメダルだが、これ実は金銀銅の3種類があって、おそらく1,2,3級なのだと思う。単なる売り物か、それとも功労章みたいなものか。 ミヤゲものにしては、御丁寧に3階級も作る必要性がよくわか…

インド? サイババのバッジ

なんかこういうのを紹介すると私のブログの路線が変な方向に行きそうなのだが、・・・まあせっかくなので紹介しよう。 また最近、カルトネタが新聞をにぎわわせているところでもある。 ところで、カルト集団というのは、メンバーに集団への帰属性を求める目…

フィリピン(日本統治下時代) マニラ警察バッジ

コレクターを続けていく上で、資金の確保は最重要課題である。そのため、手持ちのコレクションと他人のものを交換したり、時には換金したりしてそれを捻出する必要に迫られるときがある。 私はあまりコレクションを外に出さない方だと思うが、それでもたまに…

ベトナム ホーチミンバッジ

昨日は友人に会いに出かけていたのだが、「家で見つけた」ともらったのが10数枚のホーチミンモノを中心としたベトナムバッジ。 おお・・・実に持つべきものは友であることよ、と心から思う瞬間だ(笑)。 コレクターの実感として、コレクターを自認する連…

ネパール 国王バッジ

特に最近、ネパールの政治情勢が荒れている。直接統治を行う国王側と、それに反対する反国王派の対立が激化。国王側は、下院議会の復活、新首相の任命と譲歩を行った。もっとも、それで争乱が収まるかというと、そうは思えないのだけど。 ネパール共産党毛沢…

フィリピン ホセ・リサールのバッジ

どうもフィリピンの政情が不安定だ。マルコスを追放したというのに、あれから20年、またこれだ。 フィリピンといえば私が思い出すのは、ドクター・ホセ・リサールのことだ。 祖国の独立に身を捧げた英雄である。 高校時代、私は日比谷の図書館などに一時期…

スリランカ 政党バッジ

昨日に続き第2弾。スリランカの政党バッジ。こちらも投票箱と票を投じる人の手が描かれている。 ・・・なんなのでしょうねえ、正体は。

スリランカ 政党バッジ

スリランカで、また内戦の危機が発生している。今に始まったことじゃなくて、延々とやっているのでこちらとしても「またか・・・」という感じだ。 スリランカ南部、仏教徒の多いシンハラ人と、北部のヒンズー教徒の多いタミル人。多数派のシンハラ人支配から…

タイ 国王・王妃バッジ

東南アジアものがちょっと続いているので、今度はタイだ。 タイのプミポン国王(ラーマ9世)と、その裏面は王妃?のバッジ。1927年生まれというから、もう今年78歳になる。愛犬家で、農業や土木工事に関心が高いという王は、政治的実権はないものの、…

カンボジア シアヌーク殿下バッジ

いまだに不思議なことがあって、シアヌークはよく生きてこられたなあ、と思う。 コロコロとした笑顔をして、いかにも童顔だ。腰が低く、常に笑顔を絶やさない。だが、まさに血を血で争う地獄絵図を目の当たりにしてきた男である。それを思うとあの笑顔もすこ…

カンボジア カンボジア解放?記念バッジ

地獄のポル・ポト政権から国を解放したのは、ベトナム軍とベトナムに亡命していたヘン・サムリンらであったが、これでめでたしめでたし、とはいかないのがカンボジアを取り巻く情勢の複雑なところだ。 カンボジア民衆にとって、ベトナムは歴史的に憎むべき敵…