子供の頃、遊びで将棋をやったことくらいしかない私にとって、囲碁というのはなんだか小難しそうで取っ付きにくいものだった。正直、今でもルールがよくわからん。
祖父の家には将棋も囲碁もあった。碁石のスベスベした石の感触は手に気持よく、なんだかきれいだと思った記憶はある。
今思うと将棋は駒ごとにキャラクターがあって、比較的感情移入しやすかったのかもしれない。それに対し、囲碁は白と黒の石が盤上に並んでいくだけで、ずっと抽象的な世界なのである。
財団法人日本棋院は、プロ棋士が所属する団体であるばかりでなく、各種イベントや雑誌刊行、段位認定などを行っている。
バッジは日本棋院の会員章(会員は会費を払えば誰でもなれるようだ)。白と黒の碁石が並ぶデザイン。