徽章はバッジにしてピン

世界の徽章文化を考察するブログ。というか、バッジが大好き。コレクションを紹介したり、バッジに関する情報を考察したり。実用性皆無、実生活への寄与度ゼロ保障のブログです。

日本 交通栄誉章

イメージ 1

先日、仕事で車を運転していたのだが、途中、事故現場に出会った。優先道路を直進する軽自動車に、脇道から出てきたワゴン車が横からぶち当たったようだった。軽自動車は衝突のショックで道から外れ、道路際の木に激突して止まっていた。車体は大きく損傷しており、けっこう激しくぶつかったように見えた。

あーあ、やっちゃったなあと思いながら、脇を徐行して通っていったのだが、この時、通りかかったのは事故直後のタイミングだった。
急に「救急車、救急車呼んで!」と声をかけられた。ワゴン車の運転手が私に呼びかけてきたのだった。
見ると軽自動車に乗っていた中年女性は頭から血を流しているではないか。
驚いて道路脇に車を止め、携帯電話で救急要請をした。普段からよく行く場所だったのは幸いだった。

事故現場というのはたまに見かけるが、あんなに生々しいシーンに会ったことはない。
いろんな話を聞いていると、交通事故というのは、どんなに気をつけていても会うときは会う。ドライビングテクニックで避けられない事故も多い。かなりの部分、確率の問題ではないか。
私は今のところ無事故ドライバーだが、それとて所詮は運に過ぎないように思う。

交通安全協会というのは、各都道府県及び警察署単位に設置されていて、まあ自動車免許を持つ人ならだれでもお世話になったことがあるはずだ(なにかと協会への批判もある)。
交通安全教育の普及や、免許更新などの事務のほか、交通安全功労者への表彰事業というのもやっている。

このバッジも協会の事業によって作成交付されたものだろう。
裏面には「13年無事故 賀茂交通安全協会 1970」とある。
緑の十字にハンドルというのが交通安全協会のシンボルマークらしい。上にいる鳥はハトに見えるが、これもそうなのだろうか(よくわからない)。
手元には各地の交通安全協会の表彰バッジが何点かあるのだが、皆バラバラなので、各地の安全協会がそれぞれ作成しているものと思われる。
それにしても、13年無事故というのもなんか半端な気もする。

でもこれ、無事故でありさえすれば、誰でももらえそうだな。
試しに申請でもしてみようかな・・・