オリジナルケース入りで、勲章本体とミニチュアメダルが収まっている。
(箱に収まった様子。略綬がかけているのが惜しい。ミニチュアメダルのツクリがいいのがうれしい。)
(箱に収まった様子。略綬がかけているのが惜しい。ミニチュアメダルのツクリがいいのがうれしい。)
かろうじて分かったのは名前で、本体中央部に書いてあるとおり、ベツレヘムの聖マリア病院騎士団勲章(MILIT. AC HOSPIT. ORDO S. M. DE BETHLEHEM)。
聖マリア病院騎士団というのがよく分からないが、聖ヨハネ(マルタ)騎士団のような組織なのだろう。
聖マリア病院騎士団というのがよく分からないが、聖ヨハネ(マルタ)騎士団のような組織なのだろう。
通常、勲章というのは国家の栄典として存在しているわけだが、民間団体でも勲章またはそれに類似したモノを制定しているところはある。別に私が個人的に「マイ勲章」を制定してもいいわけだ。
ネットを漁って得た断片的な情報では、この勲章1930年代頃にあったが、現在はすでに廃止されているようだ。
青い七宝で仕上げられたマルタクロス型十字、中央には金メッキで幼子イエスを抱いた聖母マリアの姿が描かれる。特に目立つのが鈕の部分で、羽根飾り付きの甲冑に身を固めた騎士の造形は、この勲章の大きなアクセントとなっている。
白地に青十字はこの組織の団旗なのだろう。
白地に青十字はこの組織の団旗なのだろう。
いくつかの階級があるらしいが、これは首から提げるタイプなのでまあ中級というところだろう。