マークを見ても全然わからないのだが、裏面には「サンケイ新聞」と文字があるのでそれと知れる。あれっ、今は「サンケイ新聞」じゃなくて「産経新聞」だよな・・・と調べてみると、「サンケイ新聞」というカタカナ名称は、1969年から1988年まで使われており、今では「産経新聞」である。またロゴマークも、この三日月みたいなマークじゃなくて、今は例の目玉マークだ。
このバッジだが、サンケイ新聞のそれであることは書いてあるとおりだが、朝日新聞バッジと同じく、どういう人がつけるモノなのかはわからない。感じとしては、販売員などのモノのような気がするが詳細は不明である。
産経新聞といえば、朝日に対しては常に批判的姿勢を隠さないことで知られるが、公称約200万部といわれる発行部数が、このところ急落しているというニュースがあった。それもこの1年で30万部も減少したというから、極めて深刻な状況で、じきに100万部割れするのではないかという。売り上げ低迷どころか、存続の危機レベルだ。
そういえば、文藝春秋社の「諸君!」も廃刊だし、保守論壇もその反対側も、売り上げが厳しい点では何の変わりもない、というミもフタもない出版不況の現実がうかがえる。
そういえば、文藝春秋社の「諸君!」も廃刊だし、保守論壇もその反対側も、売り上げが厳しい点では何の変わりもない、というミもフタもない出版不況の現実がうかがえる。
ところで、売り上げという点では大手の新聞各社も軒並み低迷する中、何で産経新聞が突出して凹んでいるのかというと、一説ではネット配信に積極的になりすぎた、という指摘もある。ネットでタダで読めるなら、わざわざ金を出して紙を買う人が減るのは当然だ。
とはいえ、状況はどの新聞も五十歩百歩なのかもしれないが・・・。