だが、そうしたニュースでは一切取り上げられないのが、幸福実現党だ。今年5月、この選挙に合わせて新宗教団体「幸福の科学」が設立した政党で、党総裁はエル・カンターレこと大川隆法。
なにしろ、全国300の小選挙区と11ブロックの比例代表区すべてに候補者を立てるというのだからスゴイ。自民党や民主党より多い立候補者が予定されているのだ。
実際、公示前からしょっちゅう幸福実現党の宣伝カーに出くわすし、ポスター(大川きょうこ)も至る所で目にする。あらためて、宗教団体の金持ちぶりがうかがわれるような展開ではあった。
なにしろ、全国300の小選挙区と11ブロックの比例代表区すべてに候補者を立てるというのだからスゴイ。自民党や民主党より多い立候補者が予定されているのだ。
実際、公示前からしょっちゅう幸福実現党の宣伝カーに出くわすし、ポスター(大川きょうこ)も至る所で目にする。あらためて、宗教団体の金持ちぶりがうかがわれるような展開ではあった。
ところが。
「目標は衆議院第一党」を掲げて、やる気満々の同党だったが、世間は完全に泡沫政党扱い。ドクター中松も同党からの出馬するというのでちょっと話題になったが、それとて党の存在感よりも逆に泡沫政党感ばかりが強まってしまうという始末だ。
「目標は衆議院第一党」を掲げて、やる気満々の同党だったが、世間は完全に泡沫政党扱い。ドクター中松も同党からの出馬するというのでちょっと話題になったが、それとて党の存在感よりも逆に泡沫政党感ばかりが強まってしまうという始末だ。
しかも、その後の迷走ぶりは驚くばかりだ。
保守政党との連携を目指して選挙から全面撤退が報じられ、その後、一部選挙区からの撤退に変更。さらに、総裁大川隆法の出馬を取りやめると言ったかと思えば、今日の報道では取りやめではなく比例近畿ブロックから出馬することにしたらしい。
保守政党との連携を目指して選挙から全面撤退が報じられ、その後、一部選挙区からの撤退に変更。さらに、総裁大川隆法の出馬を取りやめると言ったかと思えば、今日の報道では取りやめではなく比例近畿ブロックから出馬することにしたらしい。
というわけで、ワタシ的には非常に注目している幸福実現党なのだが、さて選挙結果がどうなるか。いやまず、その前に正式な公示でどうなるか、目が離せない。