引っ越しに当たって、実家に多くのコレクションを置いてこざるを得なかった私。残念だが仕方ない。だから、たまに帰ったときは置いてきた荷物をあれこれと見て、めぼしいモノをサルベージしてきている。
私のようなコレクターって多いんじゃないかなあと思うがどうだろう。
私のようなコレクターって多いんじゃないかなあと思うがどうだろう。
先日行ったときも、自分の残留コレクションを眺めていたら、数十点のメキシコ政党関係バッジを見つけた。しばし懐かしさにひたってしまった。そうそう、こんなモノもあったよなあ、と。
その後、メキシコモノってまったく増えていないことに気がつく。
その後、メキシコモノってまったく増えていないことに気がつく。
というわけで今日はそのメキシコバッジを紹介しよう。
PRI(Partido Revolucionario Institucional、制度的革命党)の、おそらく選挙キャンペーンバッジである。「D.F.」というのは、連邦区(選挙上の区分)のことらしい。
PRIは、革命・反革命の戦いが相次いだメキシコ革命の末、諸党派を統合して生まれた大政党で、1929年成立の国民革命党にその起源を持つ。以後、71年の長きにわたり与党の座を維持してきたが、2000年の総選挙で国民行動党(PAN)に敗れて野党に転落した。乱暴に例えると、中国(台湾)でいえば国民党みたいな存在か。
PRI(Partido Revolucionario Institucional、制度的革命党)の、おそらく選挙キャンペーンバッジである。「D.F.」というのは、連邦区(選挙上の区分)のことらしい。
PRIは、革命・反革命の戦いが相次いだメキシコ革命の末、諸党派を統合して生まれた大政党で、1929年成立の国民革命党にその起源を持つ。以後、71年の長きにわたり与党の座を維持してきたが、2000年の総選挙で国民行動党(PAN)に敗れて野党に転落した。乱暴に例えると、中国(台湾)でいえば国民党みたいな存在か。
このバッジのPRIのマークは党のシンボルなのだろう。他のバッジでも同様のマークが見られる。
バッジの緑、白、赤はメキシコ国旗カラーでもある。
バッジのツクリは、手元にある他のメキシコバッジでも共通しているのだが、画鋲状のものがバッジ裏面に接着されていて、その針にプラスティック製の留め具に差し込む形になっている。およそ60年代のモノらしいが、その留め具の形状がちょっと独特。メキシコバッジの特徴なのかなあ。
バッジの緑、白、赤はメキシコ国旗カラーでもある。
バッジのツクリは、手元にある他のメキシコバッジでも共通しているのだが、画鋲状のものがバッジ裏面に接着されていて、その針にプラスティック製の留め具に差し込む形になっている。およそ60年代のモノらしいが、その留め具の形状がちょっと独特。メキシコバッジの特徴なのかなあ。