徽章はバッジにしてピン

世界の徽章文化を考察するブログ。というか、バッジが大好き。コレクションを紹介したり、バッジに関する情報を考察したり。実用性皆無、実生活への寄与度ゼロ保障のブログです。

北朝鮮 金正恩のバッジは、喪章代わりの「黒色金バッジ」??

昨日23日、NHKの「緊急報告 北朝鮮はどこへ向かうのか」を見ていて、おやっと思った映像があった。

金正日の弔問に訪れた後継者・金正恩の映像である。短いが、繰り返し流されたので、私の疑問はつのった。
金正恩は、黒い「人民服」姿で、胸におそらく金日成のバッジをつけている。本当は赤いそのバッジが、どうも黒っぽく見えたのである。
うーん・・・しかし、微妙だ。光線の加減でそう見えるだけかも、とも思えた。

どうなのだろう。他の党や軍幹部などの弔問客については、胸に光るバッジは通常の赤いバッジのようだ。
金正恩だけ特殊なものをつける可能性があるのだろうか?
喪主として、特に儒教世界の、それも最高指導者の後継者として、それもひとつの弔意のアピールなのか? 人目をはばからず、悲しげに顔をゆがめていたように。
もうひとつ気になったのは、1994年の金日成死去の際、弔問に訪れた金正日は左腕に黒い腕章をつけていたが、今回、金正恩の腕には腕章は見られなかった。黒腕章ではなく、黒バッジが喪章代わりになっていた、ということだろうか?

気になって、弔問時(12月20日と思われる)の金正恩の画像をネットで探してみた。ところが、これも決定打には至らなかった。

まあ見ていただきたい。
イメージ 1

イメージ 2

イメージ 3

彼のつけているバッジは、黒っぽいようにも見え、赤っぽいようにも見え・・・どちらともいえない感じ。小さくて、不鮮明な画像。うーむ、もどかしい。何しろ元の映像が北朝鮮の提供と極めて限定されており、ネットで画像を探しても結果はあまり変わらないのだ。

今のところは、これ以上の詮索は意味がないだろう。テレビでたまたまバッジが黒く見えた、というだけで、証拠も何もないのだから。
だが、幸いまだ確認するチャンスはある。

金正日の葬儀は、12/28に予定されている。外国からの弔問団も数多く訪れ、金正恩がその応対に当たるとみられている。まさに彼の外交デビューの場。メディアへの露出は、格段に多くなるだろう。ここでよりハッキリと確認できるはずだ!と期待している。

・・・あー、でもただの見間違えだったらすみません
よく考えてみればバッジマニア以外では、金正恩のバッジが黒かろうが赤かろうが緑色だろうが関係ないと思うし、その時は水に流してくださいな(笑)。
ともあれ、結果は葬儀のあと、ということで。