徽章はバッジにしてピン

世界の徽章文化を考察するブログ。というか、バッジが大好き。コレクションを紹介したり、バッジに関する情報を考察したり。実用性皆無、実生活への寄与度ゼロ保障のブログです。

マドリード、イスタンブール、東京。オリンピック招致、それぞれのバッジ

すみませんがこのネタ、もうちょっと続けさせてもらいます。だって他に特にネタがあるわけでもないしね。
それにしても、オリンピックは7年後か。東京オリンピックが開幕する頃、自分は一体どうなっているのだろう、とつい考えてしまった人も多いのではないか。

見事勝ちを収めた東京のオリンピック招致。1回目の投票で、マドリードイスタンブールの得票数が並ぶという異例の展開もあったが、終わってみれば、意外なほどの東京の圧勝。
最後の勝負を決めたプレゼンテーションでは、各都市の招致バッジが見られ、私の目を惹いたので紹介しよう。

この1週間、この投票についてはいろいろな分析が行われていたが、面目丸つぶれなのがマドリード。スペインでは直前までほとんど勝利を確信したかのような景気のいい報道が行われていたようだが、それがIOC委員の反感を買ってか、サマランチ前IOC委員長の威光を笠に着たようなプレゼンが逆効果だったか、最下位で姿を消すこととなった。
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これが、プレゼンをするフェリペ皇太子と、彼のつけるマドリードの招致バッジ。小さくて判然としないが、たいまつのような形をしているようだ。マドリードのロゴの形(ネクタイについているマーク)とは少し違う。

そして、東京と雌雄を決したのがイスタンブール
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こちらはイスタンブール招致委員長のエルデネル氏。四角いバッジが見える。銀色のバッジが光の加減で黒く見えるのかと思ったが、どうもそうではないように見えた。

最後は、われらが東京。プレゼンテーションで先頭に立ったのは、パラリンピック選手の佐藤真海氏(登壇したのは2人目だが)。
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東京は、2種類のバッジが見られた。1つはすでに紹介した縦長の長方形、もうひとつが縦長の楕円形だ。どうやら、男性が長方形、女性が楕円型と分けられていたようだ。「お・も・て・な・し」の滝川クリステルも楕円形のバッジをつけていた。
ちょっとちょっと、佐藤さん、バッジが曲がってまっせ・・・と気になった。初めから曲がっていたのか、途中から曲がったのかまでは確認できていないが、これはちょっと曲がりすぎ。

ところで、この東京の招致活動バッジ、9/8の決定後はどうしてるんだろうと思ったので、招致委員会の公式サイトを見てみたら、「公式応援グッズ」のページはすでに削除されていた。
そうか、もう手に入らないのか。