徽章はバッジにしてピン

世界の徽章文化を考察するブログ。というか、バッジが大好き。コレクションを紹介したり、バッジに関する情報を考察したり。実用性皆無、実生活への寄与度ゼロ保障のブログです。

日本 2020東京オリンピック招致活動バッジ

気がつくとブログ更新を怠ってしまう昨今・・・まあブログの更新を義務的にやるのも大変なので、できるだけ気にしないようにしている。それでも、今までチェックしていたブログが、気がつくと休止状態に陥っているのを見るにつけ、かろうじて生き残っている当ブログは、まあ休み休みやってきたのがよかったのかとも思う。継続は力ともいうしね。

さて、今日は2020年東京オリンピックの招致活動バッジ。よく政治家が議員バッジとともにつけているアレである。政治家ばかりでなく、電車に乗っているとたまにサラリーマンが胸につけていたりする。あれは仕事関係なのか、個人的動機によるものかなあと想像したりもする。

あのバッジ、招致キャンペーンなどで配っていたらしいが、残念ながらそういう場面に出くわしたことがない。
気がつけば、開催都市決定まで、あと1か月少しではないか。今のうちに入手しておかないとチャンスがなくなるかもしれない。
そこで、一体どこで入手できるのだろうか。気になったので招致委員会HPの「お問い合わせ」にメールしてみると、メールで次のような回答が来た。

「こんにちは。
当委員会ホームページへのお問い合わせ誠にありがとうございます。

お問い合わせ頂いた件、ピンバッジについては無料配布用と販売用の2種類がございます。
無料配布用につきましては在庫に限りがございます関係でお一人様につき1個とさせて頂い
ておりますので予めご了承の程宜しくお願い致します。
≪ピンバッジ≫
※お一人様一つの配布とさせて頂いております。
【無料配布用】長方形縦長 
 ①招致に関するイベントに参加された方への配布
 ②招致委員会に直接取りに来られる方への配布(月~金のみ ※事前連絡要)
 ③返信用の切手を貼り付け、ご住所を記入して頂いた封筒(または宛名シール)
   をお送り頂いた方への配布。
  ※送料について:50g以内の120円
  ※120円以上の切手をご同封頂いても複数個のピンバッジをお送り致しかねますので
    ご注意をお願い致します。
 (お送り先)
  〒163-08001
  東京都新宿区西新宿2-8-1 東京都庁第一本庁舎41階南側
  東京2020オリンピック・パラリンピック招致委員会 事業部宛 」

むう。1人1個限定か。せっかくならいくつかほしいモノだが、無料なので仕方ないか。
できればタダで手に入れたいが、事前連絡までして平日に新宿へ出かけるのはハードルが高い。電車賃の方が高い。というわけで、郵送で送ってもらうことに。

それにしても長い、このあて先!8ケタの郵便番号と担当名だけ書けば、新宿区云々の住所は不要でもよくない?とも思ったが、そのまま封筒に書く。

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すると先日、同封した返信用封筒で送られてきた。なぜか封筒がパンパンになっている。
入っていたのは、送付状、ピンバッジ、ブローシャー、TOKYO2020招致公式応援グッズのご案内、ステッカーシールであった。有料の招致活動バッジ(桜花型、500円)もあるのか。
1人1個限定、とされていたのに、なぜか2個入っていてちょっとうれしい。
もっとも、「在庫に限りがある」とはいえ、9月の開催都市決定までもう時間がない。残しておいても仕方がないわけで、2つ送ってくれたのかもしれないなあとも思った。

ところで、私が今さらながら気がついたのが、この招致委員会、東京都の組織ではない。あくまで、特定非営利活動法人NPO)なのである。これまでのオリンピック招致活動はこういう方式だったのだろうか。ちょっと意外な気がした。もっとも所在地は思い切り都庁内にあるのだけど。
しかし41階とは、さすが東京都庁舎はすごいなあと思ってちょっと調べてみたら、東京都庁舎は建物自体は48階立てなのだが、執務室としての最上階は41階なのであった。そこにこのNPOが陣取っている。

イメージ 2

さて、バッジである。
シンボルの花飾りは、5色の桜のリース。デザインは公募されたモノで、女子美術大学の学生の作品が選ばれた。
「オリンピックカラーの赤、青、黄、緑、そして黒の代わりに東京を表す色「江戸むらさき」を使用。
花びらが一枚ずつ、世界をつなぐように一つの大きな輪となり、 桜のリースを作り上げています。
永遠、幸福を表すリースには「再び戻る」という意味もあります。日本で1964年以来のオリンピック・パラリンピックを開催し、スポーツを通じてこの国に勇気と活気を取り戻したい、という強い願いが込められました」、と説明にある。
なるほど。よく見れば、確かに五輪カラーにあるはずの黒が、紫に置き換わっている。

さて、カレンダーはもう8月に変わった。あと1か月少しで、開催都市が正式決定する。私はごくごく個人的な理由により東京開催を応援している。さあ、どうなるか、見ものである。がんばってほしい。