徽章はバッジにしてピン

世界の徽章文化を考察するブログ。というか、バッジが大好き。コレクションを紹介したり、バッジに関する情報を考察したり。実用性皆無、実生活への寄与度ゼロ保障のブログです。

日本 東京オリンピック・パラリンピックボランティアバッジの製作業務委託情報

昨日からずっと雨が続いていて止む気配がない。面倒になったので出かけるのをやめて家でゴロゴロすることにした。まあこれはこれで休日らしい休日といえようか。

 

今週の職場もまたいつにも増してドタバタしていたのだが、東京オリンピックラソンの札幌移転を受けて、札幌市の担当部署(どこだかしらんが)もさぞパニックになっていることと想像する。来年の夏はもうオリンピックなのだ。どうするんだろうね?

でももしかしたらまだこの先もどんでん返しが待っていそうで、たぶん私の仕事にはあまり関係しないはずではあるが、まあ何が起こるか全く見通せない。

 

さて、他にネタもないことで、今日もまた(おもしろくない)オリンピックネタです。

先日は競技用物品の1円落札で新聞記事にもなった、東京リンピック・パラリンピック組織委員会の調達情報サイト。仕事とは何にも関係はしないけど、私も気になるのでたまにチェックしている。本当にいろんな業務が発注されていて、超巨大イベントの一端を知ることができる。

 

そこに、「ピンバッジの製作委託」というのが載っていたので、おやっと思って読んでみた。

要するに、ボランティア用のバッジ製作の業務委託である。

内容は、「大会ボランティアに配布するオリジナルピンバッジ(4種類・合計275,606個)の製作業務を委託する。」とのこと。開札日は1118日なので、実際にはもう業者は決まっているはずだ。

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(大会ロゴ版1種)

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(大会マスコット版3種。金・銀・銅なのだそうだ)

 

デザインは合計4種公開されている。ひとつは大会ロゴ、残り3つは大会マスコットのバッジなのだが、なぜ4種類もあるのかがよくわからない。ボランティアは4種とももらって好きなのをつけてよいのか、それともこの4種はボランティアの役割ごとに違っていて、ボランティアはいずれのバッジか1つをもらってつけるのだろうか。

 

まあいずれにせよ、ボランティアは基本的に無給どころか自腹で参加することになるので、専用ユニフォームやオリジナルバッジをもらえるのはちょっとした楽しみだろう。良い記念にもなるはずだ。

 

それにしても、「オリジナルピンバッジ合計275,606」が果たしていくらで落札されるのだろう?こうした入札の場合、落札実績目当てで参加する業者もいるので(この前の1円落札もその実例)、どこまで一般的な製作価格を反映するものか不明ながら、どの業者がいくらくらいで落とすものか、結果を注目したい。