徽章はバッジにしてピン

世界の徽章文化を考察するブログ。というか、バッジが大好き。コレクションを紹介したり、バッジに関する情報を考察したり。実用性皆無、実生活への寄与度ゼロ保障のブログです。

日本 (新・旧)日本医師会会員章

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私の感覚としては、現在進行中のコロナウイルス騒動を身近なものとして実感したのは3月上旬くらいからであったろう。その時はまだ、東京オリンピックは予定通り何とか開催できるんじゃないかと思っていた。甘かったねえ・・・

日に日に増えていく感染者数グラフに、これはヤバいんじゃないかと私ですら思った。

昨日現在でのPCR検査陽性者数は14,544人となった(ただし無症状者含む)。学校、公共施設、大規模イベントは軒並み閉鎖。観光業、旅行業、飲食店業界は壊滅的な影響を受けている。経済的ダメージはどこまで広がるのか恐怖を覚えるほどだ。まさに前代未聞の状況である。

さて、世間にはこの騒動で忙しくなった人と、逆に暇になった人がいる。私はどちらかというとしばらくは逆に仕事量が減ったが、今月に入ってからコロナ対策がらみで仕事量は徐々に増えつつある。正直、早く収まってほしい。

 

なんといっても、忙しくなった人の代表といえば、医療関係者であろう。

今日紹介するのは日本医師会の会員章(新旧)である。

左側が現在のもので、日本医師会の公式サイトでもこのロゴマークを見ることができる。JMAは、Japan Medlical Associationのイニシャル。逆三角形のヘビの図柄が印象的(Jの字を描いているのだろうか?)。

右側が旧型で、「医」の字を黒地に書いたもの。シンプルなロゴである。

 

どんな組織化というと、公式サイトによれば次のようである。

日本医師会は、医師の医療活動を支援する、民間の学術団体です。各種の調査・研究や国際交流などを通じて、これからの医療のあり方を考え、よりはたらきやすい医療環境づくりをすすめています。」

会員になると責任保険や医師年金などの制度を受けられ、研修会の開催なども行われている。

 

というわけで。

止まない雨はない。終わらない感染症の蔓延もない。今は耐え時堪え時。我々はある意味歴史的な瞬間に立ち会っていることに思いを馳せつつ、一日も早い騒動の終結を祈ろう。