静かな新年を迎えた。本を読み、撮りためた映画などを見ながら平和な年末年始の休日を過ごした。これに勝る幸福はない。
さて、2022年の重大ニュースといえば、国際的にはロシアのウクライナ侵攻、国内的には安倍元首相暗殺事件と思う。
後者の事件はその後意外な展開を見せた。安倍元首相の国葬を決定した岸田内閣は思わぬ世論の抵抗を受けただけではなく、旧統一教会と政界とのつながりも大きな批判を受けることになる。
宗教勢力（特に新興宗教）と政治の関わりや「宗教二世」問題が、一気に噴き出した感すらある。これまで表面化してこなかったのが不思議なほどだった。
これを機に世間の新興宗教に対する関心も、急に高まったのではないだろうか。もちろん宗教心からではなく、一体あれらの組織は何だろう？という疑問からくる社会的関心である。
新興宗教団体については、当ブログでも関心を持っている。もちろんそのバッジに。ところが意外とこれが難物であることが多い。
教団名が書かれていないもの。書かれていても教団名自体が不詳であるもの。独自の階級や行事名が書かれているもの。関係者にはわかるのだろうが、シロウトにはバッジの正体を理解するためのハードルがなかなか高いのである。まあ関係者に分かればそれでよいのだろうが。
画像のバッジは、雰囲気あるなあと思って入手したもの。「神光」の文字と、中央から延びる４色の光線が、いかにも新興宗教らしいにおいが漂う。割と古いものと思うが不詳である。
思い付くままいろいろ調べてみたが、いまだにこのバッジがどこのモノかがわからない。ご存知の方はぜひご教示ください。
私のコレクションには新興宗教バッジも多数含まれているので、今後も折に触れて紹介していきたい。
