先週ちょっと驚いたニュースがあった。幸福の科学の総裁、大川隆法が死去したという。享年66。死因は公表されていない。エル・カンターレも最後はあっけなかった。
新興宗教問題が世間の関心を集める中、その後追加情報の報道が少ないなあ･･･と思っている。
私は幸福の科学について、この、「科学」を自称するあたりがいかにも現代的というか、宗教も合理性がないと宗教も支持を得にくいのだろうか、と思っていた。しかし、大川総裁は仏陀の生まれ変わりだと言ったり、至高神エル・カンターレ自身であると主張したりしていて、実際には彼らの科学的合理性がどこにあるのか、私などにはなかなかわかりにくい。たまに、彼らの教義に則ったかなり独特のアニメーション映画を作ったりしていて、あれも誰が見るのだかなかなか謎である。
画像のバッジは、幸福の科学の信者が身に着けている「ＯＲ（Okawa Ryuho）」マークのシンプルなバッジである。
この種の団体の指導者が死去すると、跡目争いが通例だ。今回はあっさりと総裁の死去を公表するあたり、その辺の問題は解決済みなのであろうか。よくあるのが、トップの血族と組織内の実務的な実力者との対立である。
一応大川総裁の妻が跡を継ぐようだが、果たしてこれ、うまくいくのだろうか。今後の行く末に注目である。
