世間には宗教系バッジは数が多く、特に仏教団体のそれは頻繁に目にするが、私はほとんど手を出すことはない。だが、宗教系バッジの中でも、新興宗教関連のモノはけっこう好きで、見つけるたびに入手するようにしている。たいがい、ごく安い。
どうしてだと聞かれても困る。単に興味の問題である。
どうしてだと聞かれても困る。単に興味の問題である。
さて、つい見過ごしてしまいそうなこの地味で小さなバッジだが、一見、観音様?と思ってしまったのだが、裏面をひっくり返して、そこにある文字に反応した。
「聖師聖誕百年記念 1971」。
「聖師聖誕百年記念 1971」。
聖師・・・? この聞き慣れない呼称はあれだ、とピンときた。大本教の実質的教祖、出口王仁三郎のことではないか?
帰ってからさっそくググると、確かに彼の生まれたのは1871年8月だ。これは間違いない。
新興宗教の中でも、大本教は興味深く、エスペラントへの傾倒など、特に私にとっては気になる組織である。
帰ってからさっそくググると、確かに彼の生まれたのは1871年8月だ。これは間違いない。
新興宗教の中でも、大本教は興味深く、エスペラントへの傾倒など、特に私にとっては気になる組織である。
というわけで、正体が判明したバッジである。大本教には関連組織が多く、いろんなバッジが作られていておもしろいものである。おいおいここでも紹介していく予定である。