就職するまではあんまり気がつかなかったが、電車の中でサラリーマンがつけている社員章(バッジ)のことだ。電車の中で目にしたりするとどうも気になってしまう。
まあモノとしては大したモノじゃないのだが、社によってはけっこう扱いが厳しい。なくしたりすると始末書を書かされたりすることもあるようだ。シリアルナンバーが刻印されて、誰の所有物かきちんと管理されていたりもする場合もある。
夜の電車。
一杯やったサラリーマンが帰途につく深夜の車内で、たまに目にするのが社員章を裏返しにつけたサラリーマンの姿だ。
あれはどうにもカッコ悪い。やめて欲しい、とつくづく思う。
社員章をつけているのは社の看板を背負っているようなもの。酔って乱れた姿でそれをつけているのは抵抗があるのだろう。といって、うっかり外してどこかへやってしまっては、それも問題だ。
その気持ちはわからんでもない。
でもなー、なんというか、その小心さがせこくて、小ずるい感じがして、とてもイヤなのだ。
つけるならつける、外すなら外す、せめてそのくらいの区別はつけて欲しい。裏返しにつけている姿は、とてもカッコ悪いし、それをカッコ悪さを自覚しない感覚もさらにイヤだ。
こういう意見をいままで聞いたことがないが、同感してくれる人は多いんじゃないかと思う・・・けどどうなんでしょう?
画像は三菱社員章。古そうな一品である。
(本文とは関係がありません、もちろん。)