造幣局博物館の紹介をしてきたところで、今日は造幣局製のバッジの紹介をしてみよう。造幣局は誰もが持っている硬貨を造っているわけだが、それ以外にもさまざまな金属加工品を作っており、だれでも制作を依頼することができる。
したがって、造幣局製のバッジというのもたくさんあるわけだが、中でも面白いモノを。
現在の名称は皇宮警察本部だが、皇宮警察府という名称は1948年3月から6月のごく短期間使用されていたものである。
私は昔、「こうきゅうけいさつ」と読んでいたが、正しくは「こうぐうけいせつ」。
皇族や皇居などの護衛を専門とする警察庁に属する機関である。「桐友会」という会は不明だが、OB会や職員会のようなものなのだろう。
裏面の画像も掲載したが、一番下に「造幣局製」という小さな刻印が見て取れる。
このバッジ、ある意味レアモノだとは思うが、価値があるかどうかは、全然別問題である。
警察マニアグッズマニアには受けるかなあ?